痴漢専用車両2
〜報復の恥辱電車〜


前作から一年―――

主人公・志岐匠はプロの痴漢であり、『痴漢専用車両』の主宰としてその名を馳せていた。
選りすぐった獲物を堕とし、『痴漢専用車両』に乗車させ、数多の悦楽を貪る……。
かつて、痴漢捜査員の追跡すら逃れた彼を、止められるものなど誰もいなかった。

しかし そんなある日、志岐匠は当局に逮捕される。
告発したのは、顔も名前も知らぬ女子学生だった。
「痴漢冤罪」―――
虚偽の証言の前では そのテクニックも通用せず、なすすべもなく拘留されてしまう。

過酷な取り調べを終えて保釈された時、すべてが変わっていた。
クライアントたちは一斉に手を退き、もはや『痴漢専用車両』を運行させることは叶わなくなっていたのだ。

すべてを失った彼は、暗い復讐心を燃え上がらせる。
再び痴漢奴隷を手中にし、『痴漢専用車両』を再開させる―――
そう心に決め、自分を陥れた女子学生や、刃向かう女どもを追いつめていく。

志岐匠、運命の日々が始まった……!


≪シナリオ・プレイ感≫
 痴漢冤罪に関わった女達に復讐するため、彼女らを痴漢奴隷へと堕としていく話。
 ライターは若林浩太郎氏、ひらいでらく氏、想ファクトリー氏、酒井童人氏、尾崎貞夫氏の5名。
 
 とりあえずなところ、正直タイトルから連想されるような痴漢モノとして見るにはちょっと微妙な印象は強かったように思います。
 オープニングが終ってからは運行出来なくなった痴漢専用車両を復活させるため、冤罪に陥れたヒロインを痴漢行為で辱め、弱みを握り調教して痴漢奴隷へと堕としていく、という流れとなっていくわけなんですが、実際のところ痴漢行為にそれほどこだわっているわけではないように感じられて。
 どのヒロインを攻略するか選んでいくのを繰り返すことで進行していき、ある程度イベントをこなすとそれぞれ独占ルート・輪姦ルートとに分岐していくという構成となっているんですが、分岐するまでの前半部こそ電車内に来たターゲットに対しての痴漢シチュで占められているんですが、それ以降分岐してからは独占ルートでは電車内での調教シチュ、輪姦ルートでは他の痴漢を交えての乱交シチュと、ぶっちゃけ痴漢とは言い辛い方向にシフトしていくんですよね。なので、痴漢シチュ的な要素に期待しているとちょっと残念に思うところはあるやもと思います。痴漢モノとしてではなく、単に電車内を舞台にした凌辱モノと思っておいた方が楽しめるかと思いますね。

 ですけど、そこら辺にさえこだわらないのであれば実用作品としては十分以上だったと思いますね。葉月としては概ね好印象でした。
 どのヒロインにしても共通ルートでは大体10シーン以上、分岐してからも独占・輪姦それぞれに各5、6シーン程度、前作ヒロインでサブヒロイン扱いで出てくるシンディーにしても約10シーン近くと結構多めにシーン数が用意されており、また、全体的にえちぃシーンはヒロイン視点からの独白を交えて進行していくため、ヒロインが堕ちていく過程がじっくりと描かれていたように思いますね。
 繰り返される痴漢行為に抵抗しながらも徐々にそれから与えられる快楽に逆らえなくなっていき、主人公や痴漢たちの奴隷へと堕ちていく様が、上手い具合に描写されていましたね。そういうテイストが好きであれば楽しめるかと思います。



 ただ、上の方でも述べたように、各ヒロインに共通していくらか進めたところで独占ルート・輪姦ルートとに分岐し、輪姦ルートの方はその名の通り他の痴漢たちも交えての乱交がメインとなるわけなんですが、前者の独占ルートの方はちょっとクセが強いので注意は必要かもと。
 既に堕としたヒロインや、あやめに限り痴漢以外の男性が1人絡んだりしてはくるものの、ヒロインを責めるのは基本的に主人公のみですし挿入するのも主人公だけではあるんですけど、どのシーンにしても場所が人が居る電車内となっているため、他の痴漢や一般乗客たちが居る衆人環視の中でとなっているんですよね。他にもビデオやネットを介して痴態を公開させられたりとかもされたり。
 なので、独占と聞いてまず思いつくような『ヒロインを完全に自分だけのものに〜』みたいなシチュにはあまり期待しない方が良いと思いますね。以前プレイした独占・輪姦との差別化がほとんど出来てなかった某作品と比べれば大分マシではあるんですけども。

 あと、レイナでは実の父親相手に、あやめでは実の息子相手にといった近親相姦シチュが結構入ってきますので、そういうのが苦手だときついかもですね。
 まあ話としてはそう嫌いではないので個人的には気にはならなかったんですが。実の息子の奴隷になるとかとても良いですし。欲を言えば更にそこに孕ませがあれば背徳感が強まって尚のこと良かったと思いますが。

≪グラフィック≫
 原画家は恋泉天音氏。
 CGは全92枚、割合としては美優:16、ほのか:16、レイナ:15、千枝:15、あやめ:14、シンディー:7、複数:9。
 差分は1〜100枚ほど。流石に100枚以上のは少しだけではありますが、それでも大体20〜40枚とかありますね。

 稀に少し印象が違って見えるCGがあったりもしましたが、概ね文句の付けようの無い出来だと思いますね。可愛らしさを出しながらも、肉感や汁気などの描きこみによる艶っぽさが上手い具合に押し出された絵柄。以前の『娼姫レティシア』でも感じましたが、この方の描き方は個人的に非常に好きですね。快感を望んでの熱に浮かされた表情とかめりっさそそられるものが。

≪サウンド・ボイス≫
 ボーカル曲はなく、BGMは全20曲。
 BGMは暗く、アップテンポな曲調のものがメインですね。あとはいくらか落ち着いたのやほのぼのとしたのがある程度。出来としては結構良い感じだったように思います。

 ボイスの方も特に問題無かったですね。皆さん熱と艶のある演技をされてたと思います。
 ただ、あさり☆嬢はティンカーベル作品よろしく大好きな方ではあるんですけど、キャラの見た目に対して幼いようには思いましたね。もう少し低い声質の人でも良かったように。まあ気にしなければいつもながらえっちぃ演技されてましたけど。

≪システム≫
 フルインストールで3.85G、ディスクレス起動可。
 システム面での不満は無いですね。プレイするのに必要になるのは概ね揃っているかと思います。

 ただ、このシステムでは毎度感じられるんですけど、右クリックがメニュー直行なのがちょっとアレですね。シナリオ重視のであればまだしも、実用メイン作品だとワンクリックでウィンドウ消去させて欲しいところなんですが。

≪えちぃ≫
 シーン回想は全135シーン。内訳は美優:24、ほのか:23、レイナ:24、千枝:25、あやめ:23、シンディー:8、その他・複数:8。

 シナリオの方でも述べたようにどのヒロインも概ね共通して前半部は電車内での痴漢シチュがメインとなっており、中盤で分岐してからは独占ルートでは電車内での調教、輪姦ルートでは他の痴漢を交えての乱交がメインといった感じですね。
 弱みを握られるなどして抵抗出来なくさせられながら痴漢され、繰り返されるそれに最初は嫌がりながらも徐々に身体を開発され、快楽を覚えこまされ
……といったテイストが強めです。中盤以降はヒロインも快楽に抗えなくなって自ら望むようになるため凌辱的な色合いはそれほど濃くはありませんが、まあこっちのがやりやすくはあるので個人的には問題無かったかと。

 プレイ内容は愛撫、フェラ、シックスナイン、自慰、手コキ、パイズリ、各種体位、アナル、輪姦といったところ。あとは電車内で放尿させたりとか。
 全体的にそれほど奇を衒ったようなものはありませんでしたが、美優なら反抗する彼女に無理矢理、ほのかなら基本従順など、ヒロイン毎にそれなりに方向性は違っていますので特にマンネリ感を覚えるとかは無かったですね。
 ちなみに孕ませはどのヒロインにもあり、ボテ腹でのシーンも完備されてますね。
 ただ、孕ませは一部除いて独占エンドでのみとなっているのが不満といえば不満でしょうか。出来れば輪姦ルートの方でも欲しかったところ。
 まあいくらかの不満はありますが、そこを気にしなければ質尺は十分ですしシーン数も多いので満足出来るかと思います。

≪気に入ってるシーン≫
 とりあえず、前半共通部での痴漢シチュはややこしくなるので一部を除いて省略で。135シーン全部確認してたら葉月が死ねますので。
美優
性感帯を責められ、快楽に抗えずに自分から懇願して絶頂させられる美優→痴漢たちに押さえつけられ、ほのかに見られながら処女を奪われる美優/制服の下に着た水着の上から性感帯を責められる美優→トイレ内にて、携帯で自分の痴態を見ながら自慰する美優/性感帯を弄られ胸を吸われた後、他の痴漢たちに見られながらフェラさせられ、立ったまま挿入される美優/ほのかに見られ言葉責めされながら、性感帯を痴漢されていく美優→他の痴漢たちに見られながらフェラさせられた後、床に押し倒されての挿入に完全に屈服し、膣ない射精で孕まされる美優/ボテ腹に薄い水着を着、ほのかの見ている前で挿入を懇願し、座ったまま挿入されていく美優

ほのか
痴漢されて尻と秘所を責められた後、背面座位にされて片思いの相手に見られながら処女を奪われるほのか/フェラの要求に従順に応じた後、下着の下に仕込まれたローターで責められて絶頂させられるほのか/下着の下のローターで責められ、絶頂しながら失禁させられるほのか→立後背位で挿入され、奴隷宣言するのを乗客に撮られながら犯されるほのか/体操服姿になり首輪を付け、痴漢たちに見られながら秘所を弄られて絶頂し、失禁していくほのか→座らされ、体操服をはだけながら正常位で挿入されるほのか/制服の下に白スク水を着て、痴漢たちに見られながらローター責めされるほのか→四つんばいにさせられ、美優に見せつけながら挿入され、孕まされるほのか/ボテ腹を痴漢たちに見せつけながら、立ったまま後ろから挿入されるほのか

レイナ
痴漢により、胸と秘所とを責められ興奮させられ挿入を懇願し、目隠しをさせられたまま処女を奪われ連続で絶頂させられていくレイナ/言葉責めされながら、ズボンから取り出したモノに手コキさせられ、出された精液を味わっていくレイナ→快楽を求めて興奮する身体を抑えるため、レオタードの上からローターを押し付けて自慰するレイナ/レオタード服にさせられ、座席に座り寄りかかりながらフェラ奉仕していくレイナ→体操のポーズを取らされ、立ったまま後ろから挿入されるレイナ→渡されたバイブで自慰する自分の姿をカメラに収めさせられるレイナ/紐水着姿にさせられ、痴漢たちの見ている中パイズリフェラ奉仕していくレイナ→アイマスクを付けられ、父親の見ている中後背位で挿入され、種付けされていくレイナ/コートの下のボテ腹を他の客達に見せつけながら、立ったまま挿入されていくレイナ

千枝
座席に座ったままタンクトップをはだけさせられ、そのまま性感帯を責められて絶頂させられる千枝→スパッツを切り裂かれ、ほのかや痴漢たちに見られながら押し倒され処女を奪われていく千枝/セクシーランジェリーを着せられ、アナルバイブを挿れられながら秘所と胸とを弄られていく千枝→ひざまずかされたままフェラさせられ、精液を飲みながらアナルで絶頂していく千枝/ヒモ水着にさせられ、教え子たちが見ている前で奴隷宣言、床に押し倒され前とアナルに交互に挿入されていく千枝/ボテ腹のまま背面座位で挿入されながら母乳を噴出す姿を、生徒達に見せるためのビデオへと納められていく千枝

あやめ
痴漢により尻と胸を責められながら、それを見る息子にぶっかけられるあやめ→立後背位で挿入されながら、目の前で自慰する息子の精液を浴びせられるあやめ/息子の前で痴漢され、首輪をはめられたままひざまずかされフェラさせられるあやめ→息子の自慰を見ながら立後背位で挿入されるあやめ/完堕ちし、痴漢たちの見ている中床に放尿させられた後、ひざまずいてパイズリ奉仕していくあやめ→そのまま対面座位で挿入され、息子の見ている前で連続絶頂しながら種付けされていくあやめ/ボテ腹にウェディングドレスを着せられ、痴漢や乗客の見ている中披露宴として立ったまま後ろから挿入されていくあやめ

≪総評≫
 痴漢モノとして見るとそれほどそれらがメインというわけではないため微妙に思えるところはありましたが、そこらを除けば全体的に質量ともにかなり用意されているため、実用重視な作品としてはかなり良質な部類に入るんじゃないかと思いますね。
 痴漢+独占にあまりこだわらないのであれば、十分オススメ出来る作品でしょう。

 09/05/09


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