触装天使セリカ


異星より地球を侵略しに来た奇生生物・ヴァーミニオン。
真白芹香(ましろ せりか)は、彼らヴァーミリオンに奇生されてしまう。
だが強靭な意思で自我を保ち、逆にその力を使って蝕装天使セリカに変身。
そして、日々侵略の手を伸ばす異星生物から人々を守り、日夜戦い続けるのだった。

……戦うたびに身体と心は侵され、徐々に淫らに堕ちてゆく。
それでも彼女は戦い続ける……決して変わらないもののために。

暴走するスーツに怯え恐怖しながらも、守るべきもののために今日も立つ。
触装天使セリカ、オーバーウィル・メタモルフォーゼ!


≪シナリオ・プレイ感≫
 侵略者に寄生されたことで得た力を使って変身し、彼らと戦っていく話。
 ライターは黒井弘騎氏とassault氏の2名。

 TOUCHABLE作品としては何気にシナリオは悪くないですね。肉付けが足りないかなと思える部分は少なからずありましたけど、普通の女の子が突然特別な力を得て正義感から戦うこととなり、その中で苦悩し、乗り越えていき……と、押さえるところはしっかりと押さえており、等身大の変身ヒロインっていうのを描けていたと思います。
 戦えば戦うだけその身を侵食されながらも、守るべきものを守るために戦うっていう少年漫画テイストはベタですが良かったです。
 黒井氏は二次元ドリームノベルスでも結構気に入っていますけど、前作からライターを氏に変えたのが全体的に良い方向に作用していましたね。

 また、メインとなる触手凌辱の方も、スミスミ氏原画と合わせて氏のテイストが出ていて良かったですね。例え勝とうが負けようが凌辱され心身ともに侵食されていき、抵抗しつつも堕ちていく様には悲壮感が良く出ており、容赦が無くて。バッドエンドでの、高潔な精神を持った正義の味方が悪役に向かって無様に泣き喚きながら卑屈に許しを請う姿とか、大変そそるものがありました。

 ですけど欲を言えば、堕ちてからの姿など、もっと踏み込んだところまで描いても良かったとは思いますね。バッドエンドとか、ちょっとさらっと終わるところはありましたし。
 また、ボス格の敵とは全員凌辱シーンがあり、大部分ではバッドエンドに行くわけなんですが、それだけに少数だけバッドエンドに行かないのが残念ですね。植物のやつでのその後の姿とか、面白そうではあるんですけど。
 あと、まゆらのペットにされるエンドはあっても良かったような。そういった感じのセリフもありましたしね。気弱で、それまでずっと自分が守らなければいけないと思ってきた存在の奴隷と化した正義のヒロインとか、興奮しません?

 ……しかしまあ、『宇宙から襲来し、その星の生物に寄生して侵略する存在』、『寄生されたことで変身出来るようになり、身体を犯されながらも戦うヒロイン』と、プレイしててものっそい『ラ×゛ム』とか『テッ×マンブ×ード』とかいう単語が脳裏を掠めるのは葉月の気のせいでしょうか。



 ただ、概ね満足は行く出来ではあったんですが、ボリューム面でかなり難があるのがネックになってますね。
 選択肢を間違えば即バッドエンド直行な一本道で特に詰まることもなく、普通にやっても4、5時間あればフルコンプ出来る程度の長さに加え、CG枚数も40枚足らずと少なめで、フルプライスではないのを加味してもちょっと不満が残るのは否めませんでした。
 全体的な出来は決して悪いというわけではありませんけど、値段相応のボリュームか、ボリューム相応の値段にしてほしかったというのが本音ですね。


≪グラフィック≫
 原画家はスミスミ氏。
 CGは全38枚、差分は1〜3枚ほど。

 こちらはライターと違い、いつも通りの方ですね。凌辱モノとしては結構可愛いタイプの絵柄ですが、肉感や汁気もありますし、アヘ顔もえっちくて好きな方ですね。毎度のことながら触手の描き込みも十分に。
 たまに表情がメッセージウィンドウに隠れて見え辛くなってる時があったり、ほぼ全ての敵はその姿が描かれてるのにラスボスだけ用意されてなかったりするとかありましたが、概ね良かったんじゃないかと。

 ですけど、やはりこの枚数には不満が残りますね。リリスなんかの低価格ブランド作品に毛が生えた程度の枚数ってどうかと思うんですが流石に。そらまあシーン数自体は少なくないですけど、せめてこの1.5倍くらいは欲しかったところ。

≪サウンド・ボイス≫
 ボーカル曲はなく、BGMは全12曲。
 BGMは全体的に暗めな曲調のものがメインですね。出来としては普通といったところですが、悪くはなかったかと。

 ボイスはセリカ役、まゆら役の2名だけですが、どちらもキャラに合ってますね。基本的にえちぃシーンは喘ぎまくりですが、黒井氏テキストを上手く演技されてました。

 とりあえず、えちぃシーン中延々とBGVが流れるため、鬱陶しいと感じる前にさくっとパッチ当てるのをオススメ。

≪システム≫
 フルインストールで881MB、ディスクレス起動可。
 過去作と比べると割かし使いやすくなってますね。パッチも出たので不満点は特にありませんでした。クイックセーブなんかはありませんが、別段必要になることもないので特に問題ないかと。

≪えちぃ≫
 シーン回想は全38シーン。内訳はセリカ(芹香):33、まゆら:2、セリカ+まゆら:2、その他:1。
 回想はえちぃシーン以外のOPムービー、変身シーンなども含めているため、実質34シーンですね。

 シチュとしてはほぼ全シーンに渡って触手凌辱で占められていますね。敵との戦闘に敗北して凌辱され、たとえ勝利しても寄生した触手自身により凌辱されてと。一応何気にエンド周りでいくつか和姦もあったりしますが、その相手は触手やらナメクジですし問題無いでしょう。
 触手が絡まないのはほとんど無く、心身を侵食され淫乱化しての自慰があるくらいですね。それ以外、人間相手とのは1つ2つ輪姦がある程度です。

 プレイ内容はフェラ、自慰、触手、異種姦、機械姦、肉体改造、輪姦といった感じです。どのシーンにしろ触手絡みとなっており、ライターと原画家、両方のテイストが十分に出てたように思いますね。
 触手スキーとしては孕ませ→出産のコンボが皆無なのが残念ではありますけど、それを抜きにすればテキスト、CG、声優の方の演技と特に不満も無く、満足行く出来でした。

≪気に入ってるシーン≫
セリカ
浴室内、体を操られ強制的に変身させられ、触手スーツに全身を弄られながら自慰させられるセリカ/触手スーツに体を拘束され、触手でアナルを開発されながら絶頂していくセリカ/媚薬に蕩かされ、めしべとして植物のおしべにより両穴を犯されていくセリカ/触手スーツに拘束されながら、ドリル触手で前を攪拌され、同時にアナルを犯されて絶頂させられるセリカ/体の疼きに負け、誰もいない教室の机の角を使って自慰する芹香/ナメクジの中に手足を取り込まれて拘束され、全身を弄られながら犯されるセリカ/強制的に変身させられ、身体を操作されて生やされたフタナリを触手にしごかれ、連続で射精させられるセリカ/全身を拘束され、データを取るためと、機械により前とアナルを犯され、連続で絶頂させられるセリカ/機械に拘束され、体を操られ胸を肥大化、母乳の出る体にさせられ、両穴に媚薬を注入されながら一晩中母乳を出しながら絶頂させられるセリカ/トイレ個室内、スーツに拘束されながら自分から男を誘い、言葉責めに悦びながら犯されるのを演じながら、獲物とした男達を狩っていく、完全に心身を侵食されたセリカ/触手スーツに全身を取り込まれ、全身を嬲られながら、快楽のまま触手の中に溶かされ、全て吸収されていくセリカ/身も心も蕩かされ、ナメクジに胸を弄られ、ディープキスをしながらの挿入に快楽を貪っていくセリカ/はりつけのまま拘束され、乳首を触手で犯され体の感度を上げられ、脇責めに絶頂するセリカ→耳の中を触手で、犯され、鼓膜を破られる感触に絶頂し、更に脳内を犯され、快楽の中精神を溶かされていくセリカ/

セリカ+まゆら
寄生され変身したまゆらの媚薬に蕩かされ、身体を操作されフタナリ化、その後、力を吸われ、変身を少しづつ解かされながら彼女に犯されていくセリカ/フタナリ化させられ、媚薬で抵抗出来ないまままゆらにフェラで責められるセリカ

≪総評≫
 変身ヒロイン+触手凌辱モノとしては良作といえる部類だと思います。個人的にはTOUCHABLEの中では一番良かったかもですね。
 ボリュームがかなり心許ないのが難点ですが、シチュ的には悪くないので触手好きなら満足できるかと。

 08/11/01


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