催眠凌辱学園


新しく学園に赴任してきたカウンセラーである主人公・藤見俊和。
彼は催眠効果を生み出す薬を用い、女性の隠された本質を解放していくことに喜びを感じていた。
催眠による自我の解放。それは性衝動の形として現され、やがて周囲にも拡散していく。
学園生活における悩みを持つ多感な年頃の女性達は、俊和の格好の実験材料である。
悩みをきっかけにし、催眠によって徐々に徐々に自我を解放させ、最終的にもっとも美しい姿を晒す雌達。
「今度はどういう姿を見せてくれるのかな……楽しみだ」
今日もまた、実験場と化した学園で、俊和による催眠凌辱カウンセリングが始まる。


シナリオ・プレイ感
 カウンセラーとして女生徒へと近づき、催眠術によって堕としていく話。
 ライターは永沢壱朗氏、すましゅぱんだ氏、小沢裕樹氏の3名。

 プレイ開始後早々に出る選択肢で男嫌いの姉とそれを心配する妹、その姉妹の親友のシナリオ、再婚問題でぎくしゃくした一家のシナリオ、美術部部員と顧問のシナリオの3つに分かれ、中盤でその中のどのヒロインを重点的に堕として行くかに分岐していきます。で、3シナリオそれぞれのエンドを1つづつ見るとハーレムシナリオである麗華シナリオに行けるようになる、と。
 全体的に選択肢の数は非常に少なく、重点的に堕とすヒロインを決めればそのままエンディング直行ですね。麗華シナリオに至っては選択肢ゼロですし、まず詰まることはありえないかと。

 シナリオとしては割かし良くまとまっているかと思います。
 それほど一つ一つのシナリオは長いというわけではなく、えちぃシーンの合間に入るイベントも短めですが、ヒロインの心の中にあるわずかな隙に付け込み『カウンセリング』として催眠術を施され、自分のあずかり知らないところで調教、そうしてじわじわと平常時の精神を変質させられていくのが描写出来ていますね。

 各シナリオ毎のヒロインは選ばなかったシナリオではハーレムシナリオ以外で出てこないのが少し残念ではありますが、10人以上とかなり人数は多めですし、下手に絡ませても破綻の恐れが出てくるだけだと思いますのでこれで問題なかったですね。そのためこの多さでもまとまりはありますし。
 
 ただ、ほぼ全てのシナリオに共通して各ヒロイン毎の最後の調教が終了→麗華に現場を押さえられ、学園追放されてヒロインとの関係がフェードアウトっていう終わり方なのがちょっと微妙でした。
 ラストで取って付けたような感じなので、別にそういうのである必要があったわけでもないでしょうし、それだったら堕落したその後のエピソード、えちぃシーンで終わらせてくれた方が後味良く終われた気もします。
 ……というか、始めようとした時点で廊下に誰もいないだけで、いつ誰が来るか分からない放課後の教室で乱交始める主人公もど〜かとは思いますけども。せめて見張りを各所に仕込んでおくとか。

 まあ、その分麗華シナリオではそれまで邪魔してくれた彼女の高潔な精神が従順で淫乱な奴隷のそれへと変わっていくカタルシスを堪能出来たのは否定しませんけど。シナリオも彼女のは結構楽しめましたね。
 麗華から向けられた純粋な好意を利用して調教、それを踏みにじって手中に収めた後、教師も生徒も1人残らず全員が例外なく催眠術で操られた狂った環境の中、1人だけ抵抗は封じられながらもぎりぎりのところで正気を保つ麗華を傀儡として学園を好きなように作り変え、彼女の心の拠り所の一つ一つを失わせ、それまですがってきたプライドを少しづつ、少しづつ削ぎ落として堕落させていくのは良かったです。

 あと、主人公の目的は『催眠術を用いて、元の人格をどこまで堕とせるか』を実験することであるため、自分一人の手でヒロインを調教することにこだわりがあるわけではありません。
 前半こそ、そのルートでのヒロインたちをまず手中に収めるための主人公からの催眠調教ですが、思い通りにヒロインを動かせるようになってからは本格的に実験を開始し、素の状態でどこまで淫売にできるかにシフトしていきます。そのため他の男を宛がい、輪姦させることに一切の躊躇はありません。
 なので、ヒロインを自分だけのものに、っていうのを望む人にはきついものがあるかと思いますね。

≪グラフィック≫
 原画家は『聖奴隷学園』と同じく、日陰影次氏。
 CGは全104枚、差分は7〜12枚程。

 相変わらず、全体的にエロティックに肉感醸し出される絵柄ですね。発展途上の生徒、成熟した年上と、タイプの違う肉体の描き分けも上手く出来ています。汁気も十分にありますね。

 気になるところとしては、たまになんとなく、立ち絵と比べるとCGでは少し子供っぽく見えるというか、年齢が下に見えるときがあったり。

≪サウンド・ボイス≫
 ボーカル曲はなく、BGMは全10曲。
 明るめなものはなく、暗く沈んだ曲調のものが多めですね。
 作風には合っており、極端なくらい暗いものはないので聴きやすかったかと思います。

 ヒロイン数の多い作品ではありましたが、青川ナガレ嬢、芹園みや嬢、深井晴花嬢、Yuki-Lin嬢と鉄板な方も多く、ボイスの方も特に下手と感じるような方はいませんでしたね。
 フェラ時のチュパ音も非常にえっちく演じられていました。

≪システム≫
 フルインストールで1.7G、ディスクレス起動可。
 プレイする上でそんなに気になるようなことはなかったですね。クイックセーブ・ロードだとかクリックでのウィンドウ消去なんかもあれば文句はないんですけど。

≪えちぃ≫

 シーン回想は全104シーン。内訳としては葵:5、優奈:3、百合音:4、美由紀:6、みく+なみ:3、和江:4、香苗:2、恵理:1、五月:1、亜希子:8、一縷:2、麗華:8、複数・ハーレム:57。
 サムネイルに各シーン毎のタイトルが付いているので分かりやすかったですね。
 ヒロイン一人だけとのシーンはそれほどないですが、その代わりに複数でのものが非常に多いですね。
 回想数だと3桁と恐ろしく多く見えますが、劇中では前半後半だったものを分けてあったりするため、実際のところはそれよりかは少な目ですね。それでも十分数はありますので気にすることでもないですが。
 
 9割方のシーンは催眠術を施され、正気を失った状態でのものですね。
 百合音なら彼女の恋焦がれる実兄と、上原家のヒロインなら憧れていた父親と、それぞれの最も安心する相手の姿を主人公に見せる誤認系のMCシチュがメインでしょうか。それ以外だと美術部の3人組で性格改変系のものがあったくらいで。
 ただ、そのためか全体的に双方同意な和姦みたいな傾向は結構強めではありましたね。最初からヒロインを淫乱化させるため、彼女ら自身から求められることも多くて。輪姦シチュも多めですが、嫌がるような場面は少ないですし。
 なので、嫌がっているヒロインを犯していくのを期待していると少し肩透かしを食らうかもしれません。個人的にはこれはこれで良かったと思いますので気になりはしませんでしたけども。

 正気でのものはいくつかのヒロインの終盤でほぼ完全に体が快楽に犯された状態で責める際ぐらいでしょうか。麗華のシーンはかなり正常なままのが多めですが、彼女の場合は意識だけ正気を保たされたまま、抵抗する方法全てと体の自由を奪われ、そのままで堕としていく感じですね。

 シチュはフェラ、手コキ、足コキ、パイズリに輪姦と、まあオーソドックスなものが多めですね。それにヒロイン毎の部活などを活かしたものなどが結構。
 シーン毎の尺も長めで、質も良いため、実用性はかなり高いと思います。

≪気に入ってるシーン≫
主人公を兄と認識させられ、兄への劣情を吐露、見せ合いながらの自慰をさせられる百合音/『兄』により処女喪失、アナル挿入される百合音/喜んでフェラする優奈に誘われ、抗いつつも耐えられず、一緒にフェラする葵→お互いの顔にかかった精液を舐めあう姉妹→妹に見られながら処女喪失する葵/髪コキする百合音と一緒にフェラする葵→百合音の髪の精液を舐め取る葵、奉仕の後始末をする百合音→並べられ、交互にアナルを犯される2人/並べられ、ねだりながら交互に犯される葵・優奈・百合音/自分から男を誘い、パイズリしながら脇コキする葵→輪姦される葵/正気の百合音を責める葵、ぶっかけられる2人→輪姦される葵・百合音/演劇の練習として、部員たちとディープキスする優奈/演劇部員たちの前で自慰させられる優奈・葵/挿入されたまま男子生徒にフェラ、手コキする百合音→点てた抹茶の中に大量にぶちまけられた精液を喜んで飲み干す百合音/葵に見られながらフェラする百合音→誘惑に抗えずにフェラする葵、アナル舐めする百合音/髪コキフェラする百合音と優奈→百合音・葵・優奈輪姦、実兄に犯される百合音/主人公を父親と思い込まされ、パイズリフェラする美由紀→美由紀処女喪失/夫と思い込まされ、パイズリフェラする和江/美由紀に手ほどきされるみく・なみからのWフェラ/母親に見られながら処女喪失するみく・なみ/妹たちに抑えられながら犯される美由紀/和江とキスをしながらの、上原姉妹からのトリプルフェラ/精液をドレッシングと認識させ、男子に奉仕し弁当に振り掛けるみく・なみ→同じ暗示を掛けられ、ドレッシングを足しつつ嬉々としてそれを頬張る美由紀/教師たちにパイズリ・手コキする美由紀→美由紀・和江輪姦/『父親』たちに奉仕する美由紀→娘にけしかけられ脇コキする和江、ぶっかけられる2人/『父親』たちに輪姦されるみく・なみ→一緒に輪姦される和江/『父親』たちに輪姦される上原三姉妹→和江を巻き込んでの乱交/亜希子に教えられながら、『筆の中の絵の具』を出すために手コキする香苗・恵理・五月→フェラしながら、出された『絵の具』を3人に絵筆で秘所に塗りこまれる亜希子/性格を明るくさせた香苗からのパイズリ/甘える五月とキスしながらの手コキ/性格改変された香苗・恵理・五月からの手コキフェラ→並べられ、順番に処女喪失する3人/トイレ個室、自慰しながらフェラする亜希子→背面座位/体をキャンバスに、男子たちにぶっかけられる香苗・恵理・五月/『絵の具』を塗りたくられながら輪姦される香苗・恵理・五月→輪姦される3人に見られながら前と後ろを犯される亜希子/授業中、女生徒たちに見られながら男子生徒へ手コキ・フェラする亜希子→女生徒を巻き込み、輪姦される亜希子/亜希子輪姦→絵筆で弄ばれ、手コキしながら犯される香苗・恵理・五月/主人公を麗華だと思い込まされフェラする一縷→騎乗位処女喪失/催眠状態にされ、胸を揉まれながら素股させられる麗華/自慰しながら、従順にフェラする麗華/正気のまま自分から告白、パイズリする麗華→処女喪失/手コキさせられながら、催眠状態の一縷に責められる麗華→ペニバンを付けた一縷に前を犯されながらアナル挿入される麗華/全校生徒の前で自慰→大乱交、輪姦される麗華/危険日、妊娠の実習として輪姦される亜希子・五月/授業参観、訪れた保護者により輪姦される和江・みく・なみ/体育の授業として足コキする麗華・葵・百合音/文化祭、メイド喫茶で輪姦される香苗・恵理・五月/文化祭、犯されることで占いする葵・百合音・美由紀/文化祭、射的の的として犯される和江・亜希子/文化祭、壁に空けられた穴から出たモノに奉仕する麗華・一縷、屈服する麗華/卒業式、完全屈服し淫乱な奴隷に堕ちた麗華からのフェラ→全校の人間を巻き込んだ大乱交

≪総評≫
 ヒロインの精神を犯し、作り変えていくというMC作品では結構な良作だったと思います。そういうのが好きならおすすめ出来ますね。
 『聖奴隷学園』以降ちょっとリキッドはぱっとしなかった印象が強かったですが、今回はかなり良い感じの凌辱モノでしたね。

 08/01/31




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