セイクリッドグラウンド
-Sacred ground-


〜ロア世界に言い伝えられし鐘の物語〜

この世は螺旋の如く一律の周期を繰り返し、未来へと流れゆく。
世界はその周期を測るべく400年に一度、黄金の鐘を鳴り響かせ給う。

その黄金の鐘は聖地、セイクリッドグラウンドの中心にそびえる塔、
セイクリッドタワーの頂に有り。

そして、黄金の鐘が鳴り響きし時、間近にてその音を聞きし一族は、
輝ける宿命をその身に宿す。新たなる400年を統べる宿命を。

先の400年の大いなる区切りに黄金の鐘の音を聞きし者。
其こそが、ロア王家初代女王であると伝説は伝える。

その黄金の鐘とは『無常の鐘』也…

世界を手に入れそうで手に入れられないメッツァーが
手っ取り早くこの世界を征服できるチャンスがやってきた。

聖地セイクリッドグラウンドの中心にそびえ立つセイクリッドタワーの
頂上に安置されているという未来を予言する『無常の鐘』
この鐘の音を聞く者に400年間の世界の行く末が委ねられると言う。
そしてその鐘が鳴るまでに残された時間は少ない。

メッツァーはただちに鐘を支配すべく行動を開始する。
だが、当然のようにそれを阻止しようと正義の戦士達が現れる。
さらに世界征服を欲する新たな勢力の動きもあり・・・。
正義と悪、秩序と混沌が入り乱れそれぞれに未来を想う者達が
聖地セイクリッドグラウンドを目指す。


≪シナリオ・プレイ感≫
 立ちはだかる魔法戦士達を寝取り打ち倒しながら、世界を握るための鐘の音を聞きに行く話。
 ライターは島村ひろし、反事象桂林氏の、名。

 全体的な流れとしては、
 ・内政フェイズ、自軍の拠点ポイントに設備を建設、消費・装備アイテムの生成、技術力のアップ。
 ・続く行軍フェイズ、敵対勢力陣地に攻め込み戦闘によっての制圧。
 ・内政フェイズへと戻り、戦闘経験によってユニットを強化、敵勢力から捕らえた魔法戦士を調教し、仲間に加えていく。
 ……というのの繰り返しですね。概ね『三国志』のシステムを劣化させた陣取りといった感じです。
 そうして敵対勢力であるディネロ、ファルケ、シルヴァの本拠地へ攻め込み、3陣営を全て壊滅させると最終戦の舞台であるセイクリッドタワーが出現する、と。

 全体的な難易度は、かなり低めな部類に入るかと思います。
 戦闘はオート戦闘でプレイヤー自身で行動を決められず、誰がどの敵を攻撃するのか、次にどんな行動をするのかといったことが完全にランダムなので、戦略性については微妙です。
 自軍キャラが強力な攻撃を繰り出す際には応援し、逆に相手がそういう攻撃に出る際は繰り出される直前でおさわりして行動を妨害していくようにすればいくらかレベル差があっても何とかなりますね。
 また、ターン数の表示はあるものの、このターンまでに目標を達成出来なかったらバッドエンド〜などといったこともないですし、こちらから攻め込まない限りは相手方と交戦状態になることはないので、1勢力づつ相手にして、主力のレベルアップを心がけるようにしていればまず間違いなくクリア出来るかと。

 エンディングはスイートリップ、ココノ、プリンセスティアに1つづつとバッドエンドの全4つ。数回の選択肢のみでフラグが立つためそう難しくもないかと思います。
 ……しかし、メッツァーは基本尻に敷かれてますね、ヒロインの。ドラマCDでも完全生活無能力者扱いされていたりと。

 正直、今回の戦闘はかなり面倒な感が強かったですね。
 1戦闘毎のテンポは悪くないものの、何回も何回も敵の量産型と戦う必要があるため面倒で。
 1ターンに行軍は基本制限なしに対して戦闘は1回限りなため、相手がこちらの無防備な陣地を占領→奪取しに行軍するため、攻め入れずにターンエンド→無防備になったところを〜、と繰り返すこともままありましたし。
 加えて、2周目以降に戦闘がスキップ出来ないのはマイナスでした。
 戦闘シーンありな作品ではよっぽど中毒性があるというか面白みがない限り、またはじめからプレイする際に戦闘がジレンマになるのが多い中、前作『エリクシルナイツ』では戦闘スキップが実装されたのは英断だと思ったんですが、それをオミットしてしまった意味がいまいち。
 クリア後の引継ぎや追加要素なんかはないですし、今回も実装していて欲しかったかと。

 あと、ラストのセイクリッドタワーでの戦闘ではそれまでにこなしてきた戦闘回数によって仲間にしてきたヒロインが離反するのはいらなかったと思いますね。好きなヒロインを使いたい人にとっては無用以外の何物でもないでしょうし。

 今までの魔法戦士シリーズのヒロインが一堂に会する作品ではあるものの、扱いにものっそい差がありますね。
 エンディングのあるスイートリップ、ココノ、プリンセスティア以外は調教の末仲間に入れられて以降は縁のあるキャラとの戦闘でセリフがある以外はほとんど音沙汰ありません。
 戦闘前なんかのやりとりは良かったんですが、せっかくのお祭り作品なのに別作品間の絡みが希薄だったのが残念でしたね。そういったのはスイートリップ+エンシェル・レナ、スイートキッス+シンフォニックシュガー、スイートパッション+エリクシルライム、ココノ+セラフィぐらいしかないですし。
 別にえちぃシーンじゃなくても良いので、そういったイベントはもうちょっとあって良かったですね。各作品ヒロイン毎のエンディングとかも。

 これまでの作品のヒロインを仲間に引き入れるために凌辱が入るので、必然的にではありますが寝取りはそれなりにありますね。
 まあ、各作品のファンへの配慮か、基本的には触手や下魔でメッツァーからのは割かし少な目で、寝取りな感じは出来るだけ出さないようにしてる気はしました。
 セラフィの洗脳終了後、忠誠を誓う彼女の目から涙が流れたとかの描写は地味に心苦しかったですが。

 ヒロインのキャラにも若干変化がありましたね。
 グロリアはこちらの副官洗脳したりしてほぼ悪の女王化してるのはノリ的にはまあ良いですしOPの時点でキャラを崩してるのが分かるので許容範囲なものの、スイートリップがメッツァーへの恋愛感情>(越えられない壁)>世界の平和なキャラになってるのには違和感が。こんなキャラでしたっけ?
 あとココノもメッツァーラブなのは相変わらずですが、何となくヤンデレ一歩手前みたいな感じでしたし。ちょっと性格悪そうなのが鼻に付くというか。エンディングは可愛かったですけれど。

≪グラフィック≫
 原画家は斎藤なつき氏、夕暮ぱいろ氏、偽おかゆ氏の3名。
 CGは全79枚、差分は3〜17枚程度。

 いつも通り、全体的に可愛らしい絵柄。汁気はあまり無く、肉感もそれなりではありますが、羞恥に染まる表情と半脱ぎのコスチュームがそれを補っています。
 原画家の数はそれなりにいるものの、クーラやリリクスといった人形組の頭部の描き方が他より細めに感じたくらいと、崩れることなくほぼ一定以上の質を維持されてますね。
 
 ただ、えちぃシーンはほぼ凌辱シチュオンリーなのに、メッセージウィンドウに表示される顔グラがデフォルメされたものなのは場にそぐわない感じがしましたね。そこぐらいは普通のにするか無しにした方が良かったと思います。

≪サウンド・ボイス≫
 ボーカル曲はRiryka嬢でOP曲『色褪せた旋律』、BGMは音楽鑑賞が無いので数不明。
 OPは相変わらずやたらと格好良い感じですね。熱めで、テンポの良い曲。
 BGMは多分、それほど数は無いですね。ダウナーで暗めな落ち着いた曲調のがメインになってます。

 ボイスの方はヒロイン数がかなり多めな作品だったものの、問題無く演技されてるかと思います。各作品主人公にも声がついてますが、そう悪くもなかったですし。
 ヒロインの中で唯一スイートリップ役の方が変わっていますが、特に下手でもないのでこれはこれでと。

≪システム≫
 フルインストールで4G、ディスクレス起動不可。
 クイックセーブ・ロードが無い程度で、プレイする上で必要になりそうなのは概ね揃っていますね。ですが色々改善されるのでパッチは当てた方が良いかと。

≪えちぃ≫
 シーン回想は全78シーン。内訳はスイートナイツ系:38、エンシェル・レナ系:16、シンフォニックナイツ系:13、エリクシルナイツ系:7、その他:4。

 シチュとしてはほぼ、戦闘で捕獲したヒロインを仲間にするための調教ですね。ココノとスイートリップ、ピエナでいくつか和姦もありますが。
 プレイ内容は大体いつも通り、普通に犯す、衆人環視の中での露出、下魔や触手による異種姦、ヒロイン同士を掛け合わせてのレズといったところ。いくらか機械姦もあり。
 シナリオの方でも書きましたが、メッツァーによる挿入はスイートナイツ系では結構あるものの、他の作品のではそれほど数は無かったですね。

 膨乳化に腹ボコといったのが少しだけありますが、他と浮いてる感が強かったです。好きなシチュではありますけど、トライアングルでそういったのはこれまで全く無かったですし、作品のカラーに合ってない気が。
 それに慣れないシチュであったためか、体と膨らみのバランスが取れていなかったですし。

 しかし、魔力を根こそぎ奪われて変身する能力を無くさせられるっていうのはなかなかそそるシチュだったなーと。
 戦うための力を全て奪われて悲嘆と絶望に涙を流す表情にはたまらなくぞくぞくさせられましたねー。

≪気に入ってるシーン≫
スイートナイツ系

ココノに見られながら側位で挿入されるリップ/レズプレイさせられながら交互に挿入されるリップ、ココノ/昼間の公園ベンチでのリップとの対面座位/お仕置きとして絶頂を許されないまま愛撫、挿入されるリップ/乳首に電気を流されながら、秘所に漏斗で下魔の精液を流し込まれるキッス/ふたなりを生やされたまま、リップに責められるキッス/全身に媚薬入りの針を刺され感度を上げられて挿入されるパッション/拘束され、リップにバイブで責められるパッション/機械に繋がれ、魔力を奪われていくルージュ/機械に犯されながら、全ての魔力を失わされるルージュ/触手に拘束されたまま挿入されるティア

エンシェル・レナ系
精液をかけられ絶頂するレナ/ふたなりを生やしたクーラに犯されるレナ/機械に繋がれ、魔力を奪われていくステラ/機械に犯されながら、全ての魔力を失わされるステラ/はめられた触手貞操帯で責められるピエナ/ベッドに横にされながら挿入されるピエナ/ふたなりを生やしたピエナに持ち上げられながら挿入されるリリクス

シンフォニックナイツ系
拘束され、触手に二穴攻めされるリリー/瑠々香の目の前でアナルを犯されながら屈服させられるリリー/リリーに導かれながら、目の前で自慰させられるシュガー

エリクシルナイツ系
乳首を責められ、感度を上げられたまま犯されるローズ

その他
ふたなりを生やしたリップに犯されるレナ/キッスによりアナル責めされるシュガー/パッションにより胸責めされるローズ

≪総評≫
 ゲーム性はいまいちでしたが、えちぃシーンの質は良く、お祭り作品としては悪くない出来ですね。ただ、概ね薄めではあるものの寝取りには変わりないので注意は必要です。 

 08/04/17


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