隷嬢学園
〜煉獄の学舎〜


主人公、北沢 秀一が親のツテで入学した『○○学園』。この学園は近年、共学化されるまで、名門の女子高として名を馳せており、古くからの伝統によって女生徒上位、女尊男卑がまかり通っていた。元来、他人に指図されることに我慢できない性質の秀一は日々、苛立ちを覚えながら生活していた。

そんな時、女生徒に暴行したとの噂が立ち、元々素行があまりよくなかった秀一は自主退学を勧告されてしまう。女に嵌められたと、屈辱と怒りに身を震わせる秀一。しかし、女達にも、学園にも、警戒され、何もすることができなかった。そんな折、秀一の元へ一本のビデオテープが送られてくる。そこには、ある女の淫らな行為が映されていた。

『貴方の復讐を手助けする』手紙には、そんな文面と、主人公を自主退学に追いやった者の名前が書かれていた。誰がこれを…?秀一は、誰かの手の平で踊る事を忌々しく思いながらも、送り主の意図を探りながら、復讐を実行に移していく。


≪シナリオ・プレイ感≫
 無実の罪で学園から自主退学を迫られたため、女生徒を凌辱し学園に復讐する話。
 ライターは三頭獣氏。

 オープニングで各ヒロインの顔見せが終わって以降はほぼマップ移動での移動先を選択していくのみですね。
 実質概ね一本道な作りになっており、狙ったヒロインを何度か凌辱して抵抗しないくらいに屈服させたら次の獲物へ、といった流れ。で、3Pなどの組み合わせのヒロインが揃ったら複数人でのシチュが発生するようになると。ゲームの期間も長めですし、適当にプレイしても一週で大体のシーンは見れるようになっています。

 会話シーンなどが全体的に短く、ヒロインも抵抗しなくなるのにかかる時間はそれほどかからないため、ヒロインの内心の葛藤だったり恩師や友人を陥れる際の良心の呵責だったりがあまり描写されてないのはマイナスですね。
 また、日常シーンなどはオープニング以降は移動先選択後、シーンに入るまでの少しばかりの会話文などにおいてしかないため、ヒロインに感情移入し辛かったりも。

 シナリオ面ではラストできっちりと協力者の正体などの伏線回収も行われていますし、目だった意外性こそなかったものの、それなりによくまとまっているため悪くはなかったかと思います。
 各ヒロインごとの話はそんなに分量はなかったですが、お嬢様ヒロインである華憐のは結構印象に残ってますね。生徒をけしかけ、犯すよう指示したのは主人公だと知らずに、凌辱された後優しくしてくれたことで主人公に惚れてしまい、主人公もそれを察知してその恋心を利用して最高の時を狙って失意の淵に叩き落す、と。
 
 気になった点としては、一週でほぼ全てのシーンが揃い、1プレイにかかる時間もあまり長くはないためちょっとボリューム不足に感じることでしょうか。ゆっくりやってもフルコンプまで10時間は行かないと思いますね。
 あと、ヒロイン毎のエンドでの文章の骨子がほぼ同じだったのが少し。シチュ以外は完全にテンプレですしあれ。

≪グラフィック≫
 原画家は藤井一葉氏。
 CGは全101枚、差分は1、2枚程度と少な目です。

 流石に近頃のと比べると幾分見劣りはするものの、概ね上手く描けてるかと思います。
 ただ、立ち絵が全キャラ通してちょっとなとは。頭と体の大きさのバランスが悪く見えたり、顔や腕が少し崩れたりと。

≪サウンド・ボイス≫
 ボーカル曲はカンナユリ嬢で主題歌『RENGOKU』、BGMは全15曲。
 ゲーム開始時に一緒に流れる保波凛嬢のドスの利いた『殺したいぐらい、憎んでいるだけよ……!』の台詞のせいか、何気に結構印象に残ってますね。曲自体も悪くないですし。
 BGMはほのぼのとしたのや落ち着いたのが少しと、あとは大体凌辱シーンなどでのダークな曲調といった構成ですね。凌辱シーンでの『辱』や『縛』なんか良かったです。

 ボイスの方はみる嬢、和葉嬢と、概ね十分だと思える水準。強いて言うと静流役の保波凛嬢が役に合わせすぎてテンション抑え目なため、もう少し感情込めて欲しかったかなー、とか。

≪システム≫
 フルインストールで780MB、ディスクレス起動可。
 プレイする上で、右クリックが即メニューに行くのがマイナス点ですね。ここのは今も変わってませんが改善して欲しいところです。
 あと、セーブ後メニューに戻るためのボタンをクリックしないとゲームに戻れないあたり、地味に不便さがありましたね。それ以外については特に問題なし。

≪えちぃ≫
 シーン回想は全67シーン。内訳は香奈6:、優奈:5、恵美:8、華憐:9、静流:9、あおい:10、複数:20。
 ヒロイン一人一人とっていうのは少なめなものの、その代わりに3P以上のが豊富です。
 
 シチュはフェラや輪姦といった、このタイプの作品としてはオーソドックスなものが一通り、といったところ。それに加えてヒロインを利用して他のヒロインと、などが多め。
 特殊なのだと浣腸やフィスト、優奈のふたなりや恵美での母乳搾乳、静流でアナル重点的に、などありますが、『異常性癖開発ADV』とか謳っている割には……というのが正直なところ。実際にはあまり開発してるような描写がないですし。
 また、全体的にシーンの長さが少し短めですね。使えないというほどではないですが、もう少し尺は欲しかったです。

 ……というか、ここはハーレムエンドはエキセントリックな構図にする決まりでもあるんでしょーか。最初見たとき素で噴きましたし。何スかあの組体操。その後の体育館での乱交CGなど、天井からMj字開脚で吊るされてる意図が未だによく分かりません。どうやって吊るしたんだとか、疑問は尽きません。

≪気に入ってるシーン≫
お互いの局部を舐めさせられる香奈・優奈→挿入される香奈と接合部を舐める優奈/挿入されながら、自分の出した精液を香奈に口移しされる優奈/電動オナホールを付けられたまま犯される優奈/恵美に扱かれる優奈、挿入されながらそれを舐めさせられる香奈/ビデオに撮られ挿入されながら優奈のものを舐める恵美/挿入されながら、香奈と優奈に母乳を吸われる恵美/華憐と主人公とに二穴責めされる/輪姦の後、更に犯される華憐/香奈にアナル責めされながら優奈に挿入される華憐/拘束・放置され、尿道責めされる静流/あおいにアナルを舐められた後、後ろに挿入される静流/拘束され弟と繋がりながらアナル輪姦される静流/撮られながら、香奈・優奈・華憐によって強制的に続編主人公と繋がらされるあおい→主人公に挿入されながらフェラするあおい/浣腸されたままフェラするあおい/ハーレムエンド(お笑い的な意味で)

総評
 発売から数年経っていることもあって現在と比べると全体的にボリューム不足な感はありますが、それなりにはよくまとまってますし廉価版orダウンロードで安値で入手する分には悪くはないかなと。

 08/01/11


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