ぬるぷり
BRACK PACKAGE


「主人公の軍平は何の変哲もない男子学生。
普通の地方都市で育ち、普通の学校に通い、普通の学校生活を謳歌している。
そんな彼の元にある日突然来客がくる。
それは大西洋上に浮かぶトルパンという小国からやってきたお姫様チハとその従者ティガルナだった。

彼女たちの目的は一つ。
軍平をトルパンの皇太子として迎えるためだった。
当然のように軍平は驚く。
実際、彼は高貴な血筋だのやんごとなき身分だのとは無関係なただの一般市民でしかない。
そんな軍平にお姫様達は説明する。
軍平が選ばれたのは彼の父親の存在によるものだった。

軍平の父親の軍司はトルパンで要人警護の仕事に就いているのだが、今まで何度もテロを未然に防いだり王族の命を救ったりしていた。
その類い希な知力と体力、優れた人柄のおかげでトルパン王に気に入られ、国民からも英雄扱いだった。

いつしか国王は、これだけ優れた男を娘の婿に迎えれば、さぞや丈夫で健康的な世継ぎが生まれることだろうと思い始める。
だが軍司はすでに妻帯済みで年齢的にも歳を取りすぎていた。
ならば、その息子を婿に迎えよう!
優秀な遺伝子はその子にも受け継がれているはずだから。
そんなこんなのプロセスが軍平のあずかり知らないうちに進行していた。
さまざまな問題が事前に解消されていき、ついに婚姻まで後一歩の所までになる。
そして、その最後の問題を解消するためにやってきたのがお姫様達だった。

チハ「つ、ついては半年以内にチハを孕ませてくれっ」
軍平「ちょっとまてぇぇっ!」

かくして、軍平には寝耳に水の物語が始まった。



≪シナリオ・プレイ感≫
 ライターは有巻洋太氏。

 突然現れたお姫様達と結婚するため、その条件として彼女達を孕ませていく話。
 やって来たお姫様とその従者に幼なじみ、テロリスト見習いの4人が攻略キャラとなってはいるものの、全体的にハーレム志向なテイストが強く、ヒロインの中から誰か1人だけを選んでいく、といった感じではないですね。共通シナリオの段階で全員と関係を結んでえちぃシーンが続いていき、全員きっちり孕ませて妻として迎え入れてと。
 一応個別ルートもあるにはありますけど、全体を通してそうした共通シナリオが大半を占めているため、割合としてはかなり少なめですね。いくらかそれぞれのヒロインにスポットが当たり、えちぃシーンが入ってくるといった程度で、実質どのエンドにしてもハーレムエンドとなってます。
 まあ、全員と関係を持って何度もそういうことをしておいて、他のヒロインそっちのけにして特定のヒロインと幸せに、っていうのも後味悪いでしょうし、これはこれで良かったと思いますね。

 構成としては日常シーンを少々挟みつつえちぃシーンを展開させていく、という和姦モノとしてはよくあるようなものとなってますが、何気にえちぃシーン以外の日常シーンも悪くなかったように。
 個別ルートなどではほんの少しシリアス入ったりするものの基本的にはコメディ調で進んでいくんですが、主人公にヒロイン、サブキャラと、全員のノリが非常に良いため見ていて面白かったですね。大爆笑、とまでは行かないまでも、コンスタントに笑わせてくれる、といった感じ。下手にパロディネタで笑わせようとしないあたり好印象でした。
 ヒロインも全員基本的に主人公に対して素直に好意を向けてくれることもあって、暗い気分になること無く楽しめましたね。ちょっとした嫉妬なんかが絡んでくることはありますが話のスパイスとして丁度良い程度ですし、どのキャラにしても割かし分別付いた性格してるので、さしてストレスに感じることは無かったかと思います。
 それほどイベントを経ることなしに序盤から終始好感度高めで進行していくのは少し気になりはしましたが、どちらかというとシナリオよりもえちぃシーンに特化した作品ですし、ノリがノリですので気にしない方が良いでしょう。

 とりあえず、個人的にブラパ系列の和姦モノはDQNヒロインがやたらと憑きもの……もとい、付きものなように思ってたので今回も少なからず警戒してたんですが、杞憂に終って何よりでした。
 下手したらその候補になりそうだった砂姫も普通に可愛かったですしね。普段は強気でも、ベッドの上ではしおらしく従順に、っていうのはベタながら良いものです。



 気になった点としては、シーン数がヒロイン4人それぞれや複数と合わせて計30シーン程度と、やや少なめなことでしょうか。フルプライスでは無いことですしいくらか許容すべき点ではありますけど、やっぱりもうちょっと欲しかった、っていうのが本音だったように。

≪グラフィック≫
 原画家はさっぽろももこ氏(女史?)。
 CGは全82枚。内訳はチハ:17、ティガルナ:17、砂姫:17、王娘:17、複数:14。
 差分は1〜5枚ほど。

 全体を通してバランスがおかしいとかいうことも無かったですし、概ね可愛らしく描けていたと思いますね。えちぃシーンでの肉感や汁気も出てましたし、表情パターンが豊富なこともあって日常シーンの楽しさを演出出来てたかと思います。
 孕ませた後のボテ腹の描き方がちょっと大きすぎな気もしましたが、まーここら辺はブラパではいつものことですし、気にしない方が賢明でしょう。

≪サウンド・ボイス≫
 ボーカル曲は無く、BGMは全16曲。
 BGMは日常シーンやえちぃシーンなどでの、穏やかな曲調、落ち着いた曲調のものがメインですね。全体的に明るめな感じ。あとはシリアスな場面での緊迫した曲調のものがいくらか、といったところ。

 ボイスは落ち着いた声音の方が多めですね。演技については特には問題なかったかと思います。

≪システム≫
 フルインストールで2G、ディスクレス起動可。
 ブラパ系列のいつものエンジンですね。細かな設定をする際などはやや面倒な感がありましたが、概ね不自由することなくプレイ出来たかと。しかし、ここのシステムの前後の選択肢へのジャンプ機能は便利ですねー。2周目以降とかさくさくと進められますし。

≪えちぃ≫
 シーン回想は全シーン。内訳はチハ:7、ティガルナ:7、砂姫:7、王娘:8、複数:3。
 これに加えて、全ヒロインクリア後にタイトルに追加されるおまけにて、ヒロイン2人づつ×4シーンのボテ腹ハーレムがありますね。

 主人公の母親によりちょっと悪戯程度に愛撫されるシチュがチハと王娘で各1シーンだけあったりするものの、シチュとしてはほぼ全シーン、主人公とヒロイン双方同意での和姦ですね。幼なじみである砂姫以外は初対面なこともあり、最初の方は雰囲気に流されるままに、といった感はありますが、全体的にはお互いに好きあってのものとなってます。
 尺については長くもなく短くもなく、といった感じですが、いちゃいちゃした雰囲気の中でっていうテイストは十分出てたと思いますし、和姦シチュを求めるならなかなか良かったんでないかと思いますね。

 プレイ内容はキス、愛撫、フェラ、自慰、手コキ、足コキ、パイズリ、各種体位、アナル、といったところ。
 概ね和姦モノとしてはオーソドックスなのが多めですね。ですけど見せ方やシチュエーションに変化を付けているためか、マンネリに感じるようなことは無かったように思います。

 ちなみに、孕まされてボテ腹になってからのシーンは各ヒロイン毎にルート終盤でそれぞれ2シーンづつと、↑で書いたおまけでのボテ腹ハーレムでのものとなってますね。

≪気に入ってるシーン≫
チハ
ベッドに横にされ、ローションを塗された秘所を愛撫された後、正常位で処女を奪われ、絶頂させられていくチハ/浴室にて、裸で主人公の上にまたがり、足のツボを舌でマッサージしていくチハ→床の上に横にされ、同じように足を刺激されながら挿入されていくチハ/プリクラの前でボテ腹になった身体を持ち上げられながら立後背位で挿入され、愛撫されながら中出しで絶頂する姿を撮られていくチハ/ウェディングドレス姿のままでフェラ奉仕し、ぶっかけられた後、騎乗位で挿入されていくチハ

ティガルナ
布団の上に横にされ、ローションを塗された秘所を愛撫された後、お互いに抱き合いながらの正常位での挿入で処女を奪われ、絶頂させられていくティガルナ/オイルの入れられたビニールプールに横になり、オイルを塗されながら身体を愛撫されていくティガルナ→横になってオイルに漬かったまま後ろから挿入されていくティガルナ/浴室にて、泡にまみれたボテ腹で横になった主人公の身体を洗いながら手コキ奉仕していくティガルナ→そのまま騎乗位で挿入し、絶頂させられていくティガルナ/ウェディングドレスをはだけ、横たえられながら挿入されていくティガルナ

砂姫
砂姫の自室にて、スカートをたくし上げて挿入を懇願する砂姫→ソファーに手を掛けたまま四つんばいになり、後背位で処女を奪われていく砂姫/ベッドの上に座り、ローションを塗されてアナルを愛撫された後、騎乗位でアナルの処女を奪われていく砂姫/眠る主人公の部屋に忍び込み、ローションを塗した胸でパイズリ奉仕していく砂姫→ベッドの上で四つんばいにされ、足を持ち上げられながら挿入されていく砂姫/ウェディングドレスをはだけられて秘所を愛撫され、後背位で挿入されていく砂姫

王娘
リビングに四つんばいになり、チハに見られながらクンニされた後、ローションを塗されて愛撫され、正常位で処女を奪われていく王娘/チハにローションで愛撫されつつ、対面座位で抱き合いながら挿入されていく王娘→騎乗位で挿入し、チハに愛撫されながらの中出しに絶頂させられていく王娘/路地裏にて、身重の身体を壁に預けたまま愛撫され、失禁しながら絶頂させられる王娘→持ち上げられながら挿入され、中出しされていく王娘/ウェディングドレスをはだけ、パイズリフェラ奉仕していく王娘→後ろから持ち上げられたまま挿入されていく王娘

≪総評≫
 シーン数が30シーン弱とやや少なめなのがちょっと残念ではありましたが、個々のシーンは甘い雰囲気が良く出ていて和姦モノとしてはなかなか良かったように思いましたね。日常シーンも笑えましたし、割かし好印象な作品でした。
 気軽にやれるハーレムモノとして見れば、何気に結構良い出来だったんじゃないかと思います。

 09/07/22


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