魔法少女沙枝 Vol.2


「信じられない話だけど、この世界には私たちの住む人間界とは別のもう一つの世界があったの。」

そこは、『エーテルランド』と呼ばれる魔法使いたちの国。エーテルランドから異世界である人間界に侵入することは禁忌とされ、女王様による対魔結界によって二つの世界は隔絶されていた。
しかし、ある時から一部の上級魔法使いたちが対魔結界を突破して無断で人間界に発現するようになった。彼ら『違反者』たちは人間から直接思念を吸い取って、さらに強力な魔力を得ようと暗躍する。
そこでエーテルランドの女王様が考えたのが、素質のある人間を魔法使いにしたてあげ、違反者たちを撃退させようというもの。
そんな中、晴れて13人目の即席魔法使いに選ばれた沙枝は、女王様の命でやってきた妖精、エミットの願いを聞き入れて魔法少女に変身する。
違反者の好みは様々で、淫らな思念を好む者も多く、沙枝は違反者との戦いの中で様々な陵辱を受けてしまう。それでも大好きな世界を守りたい一心で、なんとか強力な違反者たちを撃退してきた。
「いいえ、ぜひ私も魔法少女になって、沙枝さんをお守りします」
ひょんなことから魔法使いとしての才能を窺わせた親友の翔子は、沙枝のこれまでの戦いを聞き、自らも魔法少女となって戦うと言いだす。新たに誕生した14人目の魔法使い。
――しかし、そんな二人の前に早くも強力な違反者の影が忍び寄るのだった。


≪シナリオ・プレイ感≫
 続・魔法少女に選ばれて悪の魔法使いと戦わされることになる話。
 ライターは水坂早希氏、高萩いおり氏。あの、原作3巻はいつ出るんでしょうか。

 それ以外は『vol.1』と同じく、魔法少女として悪者と戦闘→敗北し、凌辱を受け……っていう展開にひたすら特化した内容。
 そのため無駄な部分がなく、犯される魔法少女というシチュを堪能出来ますね。メインライターが原作者だったり、1シーンに割り当てられるCGが複数あったりと、低価格帯ソフトとしては質はかなり良いものになっていますね。まあ、ライターがライターなため妙にテキストが官能小説風味溢れるものになっていますが、それはそれで。

 シナリオについてはほぼ皆無と言っていいかと。話らしい話は親友が新しく魔法少女になったり、謎のヒーローが現れて次回に引っ張ってるくらいです。
 あとはイベントの繋ぎに日常シーンが入る程度ですが、キャラ同士の掛け合い漫才が何気にテンポ良くて面白いものになってます。

 構成は全3話の一本道で、そこから選択肢により数種類のバッドエンドに分岐していく形ですね。基本的に間違った選択肢を選んだらバッドエンドですし、難易度はかなり低めです。地味に悪堕ち有り。

 ただ……全体的に無駄なところがなく、短めながらまとまりあるものに仕上がっているのは本当に良いことだと思うんですが、2年も制作期間掛かった割には物足りない、というのが正直。
 年単位で待ったのが1、2時間でコンプ出来たときは流石に心に物悲しさがありましたね。これぐらいのボリュームだったら半年〜1年以内に出すのが妥当なところじゃないかと。
 実際は『デーモニックプリンセス』やらデジタルコミックスなんかも手がけていて遅れたのはあるんだと思いますが、続き物で売り出し、また、続編を待っているユーザーだっているんでしょうからこっちを優先するべきだったと思います。

≪グラフィック≫
 原画家は前回から引き続き、ひぐちいさみ氏。
 CGは全47枚、差分は2〜6枚ほど。

 微妙に暗みがかってるような感がしないでもないですが、概ね可愛らしく描けていると思いますね。肉感は普通ですが、汁気は全身にぶっかけられたものなどどろどろで十分でした。

≪サウンド・ボイス≫
 ボーカル曲はなく、BGMは全11曲。
 日常・戦闘・えちぃシーンと、それぞれ満遍なくといった曲構成。出来としては普通なレベルでしょう。
 ボイスの方も、特に下手だと感じるような方はいなかったですね。

≪システム≫
 フルインストールで635MB、ディスクレス起動可。
 クイックセーブ・ロードが無い程度で、それ以外の部分で不満に感じるようなことは無かったですね。各種画面効果や各種音声をそれぞれ設定出来たりと。

≪えちぃ≫
 シーン回想は全28シーン。内訳としては沙枝:16、翔子:1、エミット:1、その他・複数:10。
 今回は魔法少女になったばかりで戦闘に参加すること少なめなせいか、翔子のシーンは少なく、沙枝と一緒に犯されることが多めですね。
 また、劇中で繋がったシーンが小分けにされていたりするため、実際はこのシーン数より少なめです。

 シチュは触手、衆目の中での凌辱、輪姦、ヒロイン同士でのレズプレイなど。獣姦やら浣腸、ふたなり化なんかもあったりはしますが、ほんの少し挿入されるだけですね。
 バックグラウンドでのチュパ音なんかもあり、低価格のものでは高水準なものになっています。
 沙枝は前作でルールアンからの凌辱を受けて開発済で淫乱化しているため、最初からかなり感じまくります。なのでじわじわと堕ちていくような展開を期待してるとちちょっと微妙かもでしょうか。

≪気に入ってるシーン≫
触手により拘束され、媚薬に犯された翔子に責められる沙枝/妊娠し、精液便所として輪姦される沙枝/精液便所として輪姦される沙枝→同じく犯された翔子と一緒にぶっかけ/生徒40人に連続パイズリさせられる沙枝・翔子/快楽に犯され、翔子を責める沙枝→沙枝・翔子貝合わせ/快楽に犯され、生やされたふたなりで沙枝を犯す翔子/大乱交、輪姦される沙枝・翔子/悪堕ちし、男達に輪姦させ精を奪う沙枝

≪総評≫
 作品外のことを考えなければ低価格ソフトとしては結構良作な部類に入ると思います。
 とりあえず、次のは早く出して欲しいですね。


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