魔将の贄2


魔族と人間が混在する世界。彼らは互いにいがみ合い、度重なる小競り合いを続けながら勢力を保ってきていた。
そんな中、魔王軍に新たな王が誕生し、魔王軍は人間達に対し、今までにない大々的な戦争を起こす。

次々と攻め落とされていく人間達の領地。
だが、勇者自らが率いるパーティーの活躍により、人間軍は勢いを盛り返し、魔王軍は次第に劣勢になっていく。

魔王は絶大な魔力を封印出来る人間達の切り札である封印の巫女を誘拐し、最後の戦いを挑む。
救いに来た勇者パーティーは魔王と戦い、人間達は魔王を打ち倒す。

だが、魔王は勇者に貫かれた瞬間、その精神を入れ替えてしまう。
勇者は魔王の身体の中で死亡し、魔王は勇者の肉体をまんまと手に入れる。

凱旋を果たす勇者パーティーは、これから魔王軍の逆襲が始まるなど夢にも思っていなかった。


シナリオ・プレイ感
 魔王が自らを殺した勇者の体へと入り込み、勇者パーティーを凌辱していく話。
 ライターはassault氏、和泉万夜氏、 東人氏、 おくとぱす氏、 モーリー氏、 渡辺景氏の6名。

 シナリオとしては、前作の方はプレイしていてそれなりに面白かった部分もあったんですが、今作では皆無に等しいかと。単純につまらないの一言。
 話として起伏などもなく、えちぃシーンスキップ併用しつつ読み進めてたらいつの間にか終わってたという印象で拍子抜けでしたね。プレイしている間面白いと思ったこと絶無とか致命的です。

 実用ゲーですしシナリオは薄めでも、とは思いますが、それでも最低限の整合性は保つべきだと思います。
 ライターが多すぎるためかそれが感じられず、ただ単にえちぃシーンを切り張りしたみたいな印象を受けました。1つのシーン終了→特に繋ぎの部分などはなく、すぐさま次のシーン……といったことが散見されますし。
 抵抗してた状態が、一分後にはもう奴隷になって孕んでたりまでいくと、なんというか、もうどうでもよくなりますね。
 ライターの数がシナリオに響くかとは思ってましたが、流石にここまでとは考えてませんでした。せめて数を半分程度に抑えてしっかりと練ってほしかったです。
 
 エンディングはバッドエンド含め6つ。選択肢は少ないですし、難易度は低めです。
 ボリュームの方もやろうと思えば攻略等見なくても2、3時間あればフルコンプ可能ですし、フルプライス作品としてはどう考えても少なめです。ハーフプライス作品のがよっぽど頑張ってますね、これだったら。

グラフィック
 原画家は前作から引き続きかんたか氏。
 CGは全87枚、差分は2〜5枚程度と少なめ。

 前作と比べるといくらか頭身が低く可愛らしい感じですが、全体的に崩れることもなく艶っぽく描けているかと思います。
 ですが、イーリスのシーンにてほぼ全てで大臣の体を表情含め描かれるのは正直非常に萎えました。

サウンド・ボイス
 ボーカル曲はなく、BGMは全14曲。
 いっそ清々しいほど手抜きですね。ほぼ全て前作からの持越しってどうよ、と。
 
 ボイスの方は未来羽嬢に青川ナガレ嬢をはじめとして総じて鉄板なレベルですね。この作品で唯一手放しで褒められる点でした。

システム
 フルインストールで1G、ディスクレス起動可。
 いつものリキッドのシステム。欠点もいつも通り右クリックがメニューにしか対応していないこと。
 加えて今回は何故か未読スキップ可能にしてもスキップしなかったのはちょっと。

えちぃ
 シーン回想は全79シーン。
 シチュとしてはリバウトからの凌辱や、兵士や群集、魔物からの輪姦がメイン。
 異種凌辱や孕ませなど、人間相手のが主なものだった前作とは大分毛色が違ったものになっていますね。

 全体としてマッハ堕ちの傾向が強めでしたね。アーシス以外は1、2シーン程で堕落してます。ユミリアやイーリスなど、あずかり知らないところでいきなり堕ちてたりするので特に感慨なんかはなかったですね。
 シーンへの入り方も唐突でいまいち乗ってこなかったですし、というかほぼリバウトからでなく大臣とのシーンしかないイーリスの存在意義って一体。そういう性癖持ってないときついでしょうに。

≪それなりに良かったかなとは思うシーン≫
自らの生んだ仔に犯されるシルヴィナ/ユミリアとリバウトによって二穴責めされるアーシス/ユミリアに犯されるアーシス/シルヴィナとその子供たちに犯されるアーシス/ガーネットに媚薬責めされるアーシス/媚薬を塗られ焦らし責めされるアーシス/鏡に映される自分を見ながら犯されるアーシス/堕ちたシルヴィナの仔たちに犯されるガーネット/孕まされたままガーネットとユミリアに犯されるシルヴィナとレジーナ

総評
 個々の材料は良かったんですが、作り手の多さのせいも相まってまとまりがない作品に仕上がってしまってますね。正味の話駄作です。
 このブランドは続編物じゃなくオリジナルなので行った方がいいと再認識します。よくもまあ毎回劣化させるものと。
 次に出るオリジナルも外したらこのブランドは切るべきかなと思ってます。

 07/10/12


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