魔将の贄


由緒ある大国カトゥーシャと、新興の小国エクリプスによる国家闘争がストーリーの基盤。主人公であるヴィンセント・コンクァ(通称:ヴィンス)は、天才的な剣の腕前を誇る、さすらいの剣士。兵法にも通じた彼は、立身出世の機会を求めて諸国を放浪中だった。二国間の戦争を知った彼は、栄達の糸口を掴むべく、両国の国境へと向かう。

ちょうど国境に差し掛かった際、彼はカトゥーシャの姫・ロクサーナ(通称:サーナ)が誘拐されている場面に出会う。幸運な偶然に感謝し、サーナを救うヴィンス。姫を救った勇者として、彼はカトゥーシャに迎え入れられる。首尾よく剣士としての職を得た彼は、自らエクリプスとの戦闘拠点に出向き、持ち前の武勇と軍略で次々と手柄を挙げていく。

また、その間に、ヴィンスは防衛軍の司令官である女騎士・マチルダや遊撃隊長のレミーを凌辱。彼女たちの心身を貶め、己の手駒として取り込んでいく。順調に戦功を重ねつつ、軍部の女性たちを支配していくヴィンス。国政を担う前王妃・サラの信頼を得た彼は、異例のスピードで司令官に昇進。ついには軍を率いてエクリプスへと攻め込む運びとなる。

ここでもヴィンスは周到な作戦で優位に戦闘を展開。敵の女司令官や魔法使いを捕縛し、激しい凌辱尋問の末、エクリプス陥落のキーとなる情報を入手する。エクリプス本城への侵攻を前に、前王妃サラが兵たちを激励に訪れる。その機会を悪用したヴィンスは、淫薬を盛って彼女を凌辱。サラを肉欲に目覚めさせ、その肉体と心を手中に収める。

その後、エクリプス本城の陥落に成功したヴィンスは、かの国の政治や軍事を裏で操っていた女性・エメリーと対面。エクリプスの滅亡を前に、エメリーはヴィンスに寝返りを持ちかけてくる。カトゥーシャに仕えていては、所詮、臣下の域を出ることはできない。だが彼女と組んで新たな国を興せば、その王として君臨することができる、と。

ヴィンスの基本理念である野心と欲望をくすぐり、カトゥーシャへの裏切りを促してくるエメリー。
運命を分ける選択肢に対し、ヴィンスが下した決断は……?

シナリオ・プレイ感
 身一つで王国内で成り上がっていく主人公の立身出世を描いたサクセスストーリー。
 ライターは大隈晃洋氏。

 なんかもう、シナリオの流れは↑のストーリー紹介でもう大体の展開言ってますね。概ねそんな感じです。
 作戦を立てれば敵軍を完璧に陥れ、剣を振るえば一騎当千。何故か持ってる魔眼の能力で要職に就くヒロインを落として地位を確立させていくと、主人公が完璧超人過ぎるため話としてはそんなに面白みはないですね。やること為すこと全てが笑えるくらい思い通りに運びます。
 ……あれ、やってることはほとんど王賊と同じですね、これ。

 エンドとしてはカトゥーシャ、エクリプスそれぞれのヒロインでのハーレムエンドとストーリー紹介の通りエミリーの提案を受け入れてのエンド、あとはサーナからの一目惚れが成就されるエンドと、全4つ。王になったり領主になったりと、成功しまくってます。サーナエンド以外は全部ハーレム寄り。
 展開としては概ね一本道ですね。選択肢の数も少ないですし、分岐も分かりやすいんじゃないかと。

グラフィック
 原画はかんたか氏。
 CGは全95枚。差分は概ね2、3枚と少な目です。それ以外は全体的に崩れたところは見当たらず気になりませんでした。

 最近の氏の作品のと比べると、大分大人びた印象を受ける絵柄ですね。肉質や艶っぽさの書き方の上手さは変わっていないので割かし新鮮です。
 微妙な影の描き方が、原画と作風とをマッチさせてるように思えました。

サウンド・ボイス
 ボーカル曲はなく、BGMは全14曲。
 ファンタジーらしく、洋風で暗めな曲調のが大目です。特に耳に残るようなものはないかと。

 ボイスの方は現在、数年前ともに数をこなしている方たちですので下手に感じることはなかったですね。

システム
 フルインストールで480MB、ディスクレス起動可。
 現在のシステムとほぼ変わりないシステムですね。右クリック→コンフィグなのも相変わらず。出来たらウィンドウ消去にして欲しくはあるんですが。

えちぃ
 シーン回想は全48シーン。内訳はサラ:7、サーナ5、エメリー:8、マチルダ:7:レミー:6、アルフィア:3、レイチェル:1、マチルダ+レミー:2、アルフィア+レイチェル:2、ハーレム:3、その他:4。

 主人公からの凌辱(といっても、双方同意でのものも結構あったりしますけど)と、あとはヒロインを他の男へと差し出しての輪姦がメイン。あとは戦争時、名前のないキャラへの凌辱がいくらか、といったところですね。

 輪姦シチュは全体でもかなりの割合を占めており、全ヒロインに用意されています。ですので、そういうのが合わない人にはきついですね。
 尺としてはちょっと短めなのもあったりはしましたが、長さとしては概ね問題はなかったかと。


≪気に入ってるシーン≫
演説中、兵士に気付かれないように手コキさせられるサラ/サーナエンド、淫らに躾けられたサーナからの騎乗位、口淫奉仕/マチルダ処女凌辱→アナル後背位/森の中、兵士の傍で置かされるマチルダ/マチルダからの馬車内パイズリ→対面座位/義弟の前で犯され、義弟と交わらされるマチルダ/屈服し、主人公とエメリーに犯されるマチルダ/アルフィア+レイチェル貝合せ/犯されながら秘所をエメリー、アルフィアに舐められるレイチェル/マチルダ、レミーの輪姦を見ながらのサラ、サーナからの奉仕/サーナ、レイチェルの輪姦を見ながらのマチルダ、アルフィアからのパイズリ奉仕

総評
 ファンタジー系凌辱モノとしては悪くない出来。
 『2』も出ますし、今のうちにやるのもいいかもですね。廉価版も最近出たみたいですし。


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