魔ヲ受胎セシ処女ノ苦悦2


退魔師の家系に生を受けた主人公・轡真夜(くつわ まや)は、この世の闇に潜み人の血肉を食らって生き続ける 妖魔(グリゴリ)と呼ばれる異形の生物との戦いに明け暮れていた。

そんなある日、真夜は不覚にも妖魔に敗れ、そして、処女を散らされてしまう。
その後気絶し、救出された真夜は検査で身体に異常無しと言われ、妖魔に犯されたのは夢だったのだと思いこむ。
事なきを得たと思った頃…… 突然 “それ” は始まった。
“淫猥な衝動” が真夜を襲い始めたのだ。

必死に堪える真夜だったが…… しかし、その衝動は次第に強さと頻度を増し、理性は苦悶と快楽の狭間で徐々に蝕まれてゆく。
そんな状態を見計らうように頻発する妖魔事件。
蔓延する魔薬、暗躍する者の影……。 そして…真夜の出生にまつわる闇。

果たして、真夜に安息の日々は訪れるのだろうか?
女退魔師・轡真夜の運命は……?

今、ココロの “苦” とカラダの “悦” に戦う少女の瞳が濡れる‥‥!!


≪シナリオ・プレイ感≫
 ライターはりうのすけ氏。

 退魔士として人間の敵である妖魔グリゴリと戦う日々を送る少女・真夜。彼女はそんな中突如現れた強力な力を持ったグリゴリと戦闘するも敗北し凌辱されてしまう。そうしてそれをきっかけにして身体を衝動が襲うようになっていき……というのが、シナリオの主な流れ。
 シナリオ全般で描かれるのは、前作と同様に『異形への変化』ですね。グリゴリによる凌辱をきっかけとしてそれまで知らなかった快楽を求めるようになっていき、徐々に人間とは違う存在へと変わっていく、といった。メインヒロインであり主人公である真夜の心情描写と合わせて、快楽を求めることへの葛藤、異なる存在へ変わっていくことへの恐怖など、上手く描かれていたように思います。
 そうして事件の陰で動く陰謀に巻き込まれ自身の出生を知る中、異形であることを受け入れるか、身体が異形へと変わろうと人としての意思を貫くかがテーマとなってますね。印象としては後者の方がメインでしょうか。

 また、えちぃシーンも結構な頻度で挿入されてくるためモチベーションが低くなることなくプレイ出来ましたね。
 前作同様メインとなるのは男達による輪姦や妖魔や触手による異種姦などとなっていますが、それ以外の宗一などを相手にした和姦シチュも少なからず。リバ原氏の原画の出来もあって全体的に概ね良い感じの質を保っていたように思いますし、シナリオと合わせて快楽と愛欲、そして凌辱と上手く描けていたと思います。
 ただまあ、異種姦は当然ではありますが妹などを相手にしての近親相姦や孕ませ、肉体改造などの要素もかなり絡んで来るため、そういうのが苦手な方は注意ですね。まーこの作品に手を出す時点で問題ない気もしますけども。



 ……と、全体通してそう悪くは無かったと思えたんですが、どうにも構成面がやや足を引っ張ってた印象。
 序盤の選択肢で主である宗一寄りか妹である真梨花寄りかにルートが分かれ、選択肢によりそれぞれのルートで自分の意思を貫き通すもの、意思を貫こうとするも敵に敗北するもの、自分の意思で悪に堕ちるものの3つに分岐していくわけなんですが、シナリオの分量が結構多めなこともあってか基本的にはどちらのルートも共通部分が多く、終盤あたりでエンド毎に分岐していく形となっているため、終盤や選択肢後のいくらか以外はそれほどルート毎の違いに欠けるところはあったように。
 また、宗一、真梨花でそれぞれ3ルート+特定のエンドを見ることで解放されるルートを含めて計7週することになるんですが、分岐するのはどれも終盤になってからのため、何度も同じシーンを見ることになるのは面倒でしたね。いつも通り1回クリアするとどの選択肢でどのエンドに行くかのヒントが出るようになるため無駄に何回も繰り返すようなことは無いんですが、流石に何度もっていうのは正直やっててだれました。
 シナリオの分量が結構多めですし難しいところだとは思うんですが、出来ればもっとルート毎に違いを出して欲しかったように思いますね。

 あと、一応続編ではあるものの前作とのつながりは特定ルート後に解放されるエンドで前作主人公の名前が出てくるくらいですので特にやってなくても問題は無いでしょう。しかし、『(前作主人公)との会談を終えた〜』と事後的に描かれるだけなのは不満っちゃ不満でしょうか。その会談の様子も描いて欲しかったですね。
 というより、このルートはちょっと駆け足気味な印象。他のエンドを見た後に発生するため同じイベントが省略気味に描かれるのは別に良いんですが、このルートでのみ発生する封印されていた強大な存在との戦闘すら戦闘開始と同時にエンディング→エピローグにて『まあ苦労したけどなんだかんだで勝てました』とどうやって倒したのか簡潔に説明とか正直どうかと……。いくらなんでもそこは端折るとこじゃないと思うんですが。



 あと、まあこれは葉月がそう思えたというだけではあるんですが、ヒロインの異形化後の姿はちょっと微妙だったかな、と。
 人型であること、女性であること以外は頭の先からつま先に至るまで変身前の原型を一切留めない怪物的な姿へと変わるんですが、葉月としては部分的に変化したぐらいでいいと思いますね。少なくとも、顔とかはそのままのが感情移入的な意味でも良かったと。
 顔を隠さないと成立しないイベントもあったりなのである程度は仕方ないとは思うんですが、身体全体までは行かず部分的に変化した状態での立ち絵やCGとかは欲しかったように思います。見せ場となるような場面でも映されるのは素の表情でなく怪物の顔っていうのはちょっと……。一部エンディングで描かれるような、人間としての原型を留めたまま身体の一部が異形となったぐらいで丁度良いと思いますね。

≪グラフィック≫
 原画家はリバ原あき氏。
 CGは全63枚、内訳は内訳は真夜:15、真梨花:5、令那:4、子鶴:7、美由紀:5、複数:27。
 差分は1〜15枚ほど。

 いつもながら全体を通して崩れるとかいうこともなく、安定して高いレベルが保たれた絵柄ですね。戦闘時は凛々しく、えちぃシーンは妖艶に、といったテイストが上手く出されていたと思います。この方の描くヒロインの表情は艶かしさが良い具合に出ていて好きだったり。

≪サウンド・ボイス≫
 ボーカル曲はなく、BGMは全17曲。
 BGMは作風に合った、暗めのものがメインですね。陰鬱なもの、落ち着いた雰囲気のものと。加えて日常シーンや和姦シチュの際の明るめな、穏やかな曲調のもの、戦闘時の緊迫した曲調のものがいくらか
、といった感じ。出来としては特におかしく思うようなものもなく、概ね良い出来だったんじゃないかと思います。

 ボイスについても特に問題は無かったですね。下手に感じるようなこともなかったですし、どのヒロインもキャラに合った演技をされていたように思います。

≪システム≫
 フルインストールで1.7G、ディスクレス起動可。
 アイルでいつも使われているシステムですね。プレイしていて必要になりそうなものは概ね揃っていますし、特に不満に思うことはなかったかと。

≪えちぃ≫
 シーン回想は全64シーン。内訳は真夜:17、真梨花:3、令那:3、子鶴:9、美由紀:6、複数:26。
 真梨花や玲那は単独のが少なめですが、その分真夜と絡んでのシーンが多めですね。

 シチュとしては和姦と凌辱とがそれぞれ同程度、といったところでしょうか。
 和姦は真夜で宗一や真梨花を相手にしてのものがメインとなっており、それ以外は玲那や美由紀でサブキャラを相手にしたのがいくらか、といった感じですね。大半はオーソドックスに行為に及ぶのが多めですが、真夜と真梨花が絡むものはなんぼかレズシチュがあるくらいでほとんどはどちらかor両方がフタナリ化してのものとなってます。また、傾向としては受け攻め両方ありますね。
 凌辱にしても大半は真夜のものとなっており、それ以外は他ヒロインに満遍なく、といったところ。シチュとしては男達による輪姦、妖魔や触手による異種姦が多めとなってますね。

 プレイ内容としては愛撫、フェラ、自慰、手コキ、パイズリ、各種体位、アナル、触手、異種姦、といった感じ。和姦シチュでは愛撫や奉仕プレイなどのオーソドックスなものが多く、凌辱シチュでは触手や異種姦などが多めですね。また肉体改造でフタナリ化してのも結構あり、孕ませも作品の性質上かなり多めです。近親相姦分も多く全体的にインモラルな傾向が強めですが、全体的な質は高めだったと思いますし概ね満足行くものだったかと。

≪気に入ってるシーン≫
真夜
敗北し、グリゴリの触手に拘束されたまま胸や秘所を愛撫され昂ぶらされた後に挿入され処女を奪われ、そのまま子宮の奥まで精液まみれにされていく真夜/寝室にて、衝動を抑えきれずに指を胸や秘所に当てての自慰に耽っていく真夜/宗一を布団の上に押し倒し、積極的にキスや指で彼を昂ぶらせた後、自分から騎乗位でまたがり子宮に精液を受けていく真夜/衝動に支配され、自分に告白してきた男子の唇を奪い手コキで刺激した後、自分から挿入し射精させていく真夜/戦闘服を破壊されたまま拘束され延々と男達に犯され、精液まみれになった秘所に自身の刀を挿入され絶頂させられた後、衝動のまま自分から男たちへ凌辱を懇願し更に汚されていく真夜→精液まみれになりながら横にされ、グリゴリによりアナルを触手で弄られ昂ぶらされた後、そのままアナルの奥まで触手に犯され絶頂させられていく真夜/ボテ腹となった身体を電流を流されながら延々と犯され子宮を更に精液で汚された後、子宮に宿った我が子を産み落としていく真夜/混濁した意識のまま身体中にコードをつながれ、そのままグリゴリに子宮まで挿入され犯されながら洗脳されていく真夜

複数
真梨花に布団の上に押し倒され、キスと愛撫で昂ぶらされた後、秘所を擦りあわされ絶頂させられていく真夜/真梨花と抱き合いながら、彼女からの愛撫を受けながら触手化した彼女のクリトリスを挿入され、腹が膨れるほど子宮に射精されていく真夜/真梨花と抱き合い、お互いの子供を孕んだ腹を寄せ合い擦りつけながら触手化したクリトリスを真梨花に挿入し、同時に彼女のものを挿入されていく真夜/浴室にて、触手と化したクリトリスを玲那の胸に挟まれ、そのままフェラされて初めての射精に絶頂していく真夜→床の上に横になった玲那の秘所やクリトリスをクンニし絶頂させた後、彼女の秘所へと自分のものを挿入し、自身もそれを見ていた真梨花に秘所を弄られながら射精していく真夜/浴場にて、フタナリ化した真夜のものやアナルを自身の触手で責めながら、積極的に口で舐めしゃぶり射精させていく真梨花/真梨花の触手により拘束されたまま媚薬を打ち込まれ、圧倒的な快楽の中触手で秘所と尿道を犯され絶頂させられていく美由紀/混濁した意識のまま身体中にコードをつながれ、電撃を浴びせられながら触手にアナルを犯され、産卵されながら絶頂させられ洗脳されていく真夜と真梨花/衝動のまま真梨花を触手で拘束したまま彼女の秘所へと触手を挿入し、その能力により真梨花と感覚を共有しお互いに快感を味わい味あわせながら絶頂し、させていく真夜/真夜の触手により身動きを封じられたまま戦闘服を破壊され、はだけた胸に媚薬を打たれその快楽に喘ぎながら胸から噴出す母乳を飲まれて絶頂させられていく玲那→そのまま秘所に媚薬を打たれ焦らし責めされ、抵抗しようとしながらも屈服し、娘の触手で身体中の穴を犯されていく玲那/エンド2、正気を失ったままゴスロリ服を着せられピアスを施され、真梨花の子供を孕んだ身体を母親である真梨花自身により秘所とアナルとに触手を挿入され、更に電撃を受けながら犯されていく真夜/エンド3、洗脳されきった真夜に胸を触手で弄られフタナリを挿入させながら、その様子をカプセルの中につながれ捕らえた宗一に見せ付けていく玲那


≪総評≫
 人間とは異なる存在へと変わっていくヒロインと、それに絡む葛藤や様々な欲望を中心とした作品。えちぃシーンも良い感じでしたし、異形化やインモラルといった内容で食指が動く方にはオススメでしょう。ただ、概ね好印象なだけに構成面での拙さが少々惜しかったように思いますね。

 10/07/08


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