機動娼艦ヴィクトワール


かつて勝利と栄光を手にした戦艦は
淫落した牝たちの嬌声響く「娼艦」と化す――


捕虜収容所、ポート12。
そこには、連邦軍戦艦ヴィクトワールの女性クルーが捕虜として拘束されていた。
前所長が亡命したため、所長代理として着任した調教師ミハイル・ベーレンドルフ大尉。
彼に課せられたのは指令は、彼女達を調教し最高の娼婦へと仕上げること。
繰り広げられる凌辱劇。戦場の女神は牝奴隷へと堕ちてゆく…


≪シナリオ・プレイ感≫
 囚われた歴戦の英雄たちを娼婦とするため凌辱していく話。
 ライターは三波雄氏。
 
 焼き直し元である『凌辱ゲリラ狩り3』の主人公が亡命してしまったことにより、新たに調教師として配属された囚われた近作の主人公がヴィクトワールクルーたちを始めとしたヒロインたちを凌辱していく……という流れなんですが、全体的にどうにもワンパターンなのが目に付きましたね。
 実際やってることが普通に輪姦して堕とすか、薬使って輪姦して堕とすかのどちらかしかなく、そのせいか悪くは無いんですが、単調なきらいがかなり強めでした。

 展開としては単純にえちぃシーンを繋ぎ合わせた構成で、シナリオらしいシナリオはありません。あるとしたらオープニングでの導入ぐらいで、それ以外のシーン同士の合間に入るイベントは繋ぎ以上のものでは無かったですね。
 まあ、『ゲリラ狩り3』もそうだったんですが、最初からヒロインが囚われた状態ですから面白みがあまり。抵抗しつつ捕らえたのを犯していくのが良いと思うんですが。ヒロインたちから逆襲されるようなことも無いですし。
 あと、エンディングも各エンド最後のシーン終了してスタッフロールと、エピローグが無いため尻切れに終わるのがちょっと。

 また、ルートとしては↑で述べたように普通か薬かで2パターンの輪姦ルートに分かれるんですが、それぞれのルートでほとんどのキャラを絡ませようとしているものですから1人当たりに割かれるシーンが分散して少なくなってしまっており、結果1、2回の凌辱でのマッハ堕ちだったり、一度も犯されてないはずなのに完全に堕ちてたり、ヒロイン毎の影が薄くなってしまってたりという拍子抜けな事態を招いてますね。

 『ゲリラ狩り3』から設定をそっくりそのまま持ってきてはいるものの、それへの説明が全く無いため、設定が単なる設定で終わってる感じが。肩書きやら異名やら出されても全然意味を感じないというか、薄っぺらく思えてしまいます。だから何だっていう感じで。
 好意的に見ればキャラを大事にしていると取れなくも無いですが、これの場合は単に設定を考える手間を省いてただ輪姦モノとして焼き直しただけっていう印象を覚えてしまいました。

 ……というか、主人公が調教師という設定なのに手を下すことはあまり無く、ほぼ全てが部下などによる輪姦ですので意味あったのか素で疑問だったり。結局8割以上のシーンが主人公以外によるシーンになってます。
 ヒロインたちを自分の作る作品のための『素材』としてしか見ていないというスタンスは悪くなかったんですが、もうちょっと自分でも動いて欲しかったかなと。

≪グラフィック≫
 原画家は黒石りんご氏。
 CGは全92枚、差分は5〜10枚程。

 全体的に崩れるようなことは無く、肉感、汁気と十分に描かれていますね。
 前回はちょっとCGでの乳首の肌に対する色合いがおかしく、一部分だけ浮いてるような感じを受けましたが、今回は改善されていました。

 ただ、かなりの割合で犯している男の顔が描かれているため萎える部分もそれなりにありましたね。鼻のあたりまでなら許容出来ますが、その上からを描かれるのは正直。
 それと、少し腰や足の骨を強調し過ぎなような。
 あと、剃毛シチュあっても陰毛描いてないんですからありがたみないよなあ、と。ビフォーアフターで一切変わりないんですが、絵面的に。

≪サウンド・ボイス≫
 ボーカル曲は無く、、BGMは全11曲。
 凌辱シーンでの暗めな曲調のもの以外は、どちらかというと落ち着いたというか、まったりとした曲調のが多めですね。ほのぼのとしたのとか。

 ボイスの方は深井晴花嬢、芹園みや嬢、かわしまりの嬢、桜川未央嬢、未来羽嬢と、名の知れた方をかなり揃えてますね。演技の方も鉄板です。クリスやらロゼッタなど、出番自体がかなり少なめなのもそれなりにいるのがあれですが。
 『催眠凌辱学園』でも思いましたが、倉田まりや嬢は良いですね。舌足らずな演技がとても。

≪システム≫
 フルインストールで1.24G、ディスクレス起動可。
 まあ、リキッドで使われているいつも通りのシステムですね。右クリックでの枠消し、クイックセーブ・ロードがないのは相変わらずなんですが、スキップがセリフで止まってしまうので意味が無いような。

≪えちぃ≫
 シーン回想は全63シーン。内訳としてはリーザ:10、エレーヌ:9、テレサ:4、ジゼル:5、モニク:2、ノーラ:2、シェリー:4、サンディ:2、クリスティーン:2、ロゼッタ:1、複数:22。

 回想の8割以上を占めるのは兵士や部下を使っての輪姦シチュですね。それに付随する形でフェラやパイズリ、アナルと。
 輪姦シチュはそれほど嫌いじゃないですし、シーンの質自体は良いので満足でしたが、そればかりなので食傷気味な感じは結構ありました。

 こう、ブランドサイトでの番外編みたいなノリでのシチュがもっとあると良かったと思いますね。水の代わりに精液飲まされたりとか薬で常時絶頂状態にさせられたりとかボテ腹とか、ひねたの。
 堕ちたヒロインが他ヒロインを犯すとか、そういったヒロイン同士での絡みももうちょっとあって欲しかったですね。まあこっちは『ゲリラ狩り3』でのメインだったんですけども。

 あと、2、3シーンぐらいではありますが、浣腸しての公開排泄シチュがあったりするので、そういうのに抵抗あるときついかもですね。小さい方は割と平気なんですけど。

≪気に入ってるシーン≫
リーザ

浣腸を施されたまま、アナル輪姦されるリーザ/薬により、自分から輪姦されるリーザ

エレーヌ
従順にフェラし、床に垂れた精液とリーザの靴を舐めるエレーヌ/拘束され輪姦、屈服するエレーヌ/完全屈服し、娼婦として輪姦されるエレーヌ

テレサ
媚薬を飲まされ、感度を上げられたまま何度も犯され、絶頂させられるテレサ

ジゼル
拘束され、低周波振動機をいくつもつけられ引き回され、輪姦されるジゼル/バランスを崩せば首を絞められる状況でのくすぐり、バイブ責めされるジゼル→恐怖に失禁し屈服、従順に犯されるジゼル

ノーラ
シャワーとして全身にぶっかけられ、輪姦されるノーラ

複数
犯されるモニクを見せられながら、薬により全身性感帯にされ触られるだけで絶頂・失禁するテレサ/輪姦されながらノーラに電話させられるサンディ→重ねられての輪姦、処女喪失し犯される秘所をサンディに舐められるノーラ/首輪をはめられ犬のように引き回され放尿→輪姦されるノーラ・シェリー/Wパイズリするジゼル・モニカを見せられながらテレサに焦らし責めされるエレーヌ→屈服し、媚びへつらいながら犯されるエレーヌ/リーザ・ノーラによるWフェラ→犯されるリーザ・ノーラ・サンディ/アナル挿入されながら兵士により輪姦されるリーザ→兵士たちの慰み者として輪姦されるリーザ・エレーヌ・ノーラ/薬を打たれ、テレサとリーザの絡みを見せられながら犯され、屈服するエレーヌ/薬によって完全に堕とされ、精液便所として犯されるエレーヌ・テレサ・ジゼル・リーザ・モニク・サンディ/輪姦されるエレーヌ、それをオカズに自慰するサンディ

≪総評≫
 展開の荒さとシーンの偏り具合がマイナスになっている作品。ですが、そこら辺さえ許容出来れば輪姦シチュ好きな人には満足行くと思います。

 08/03/13


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