巨乳ファンタジー


主人公のリュートは、騎士を養成するエリート学校「王立騎士学校」を卒業したばかりの新米騎士。
在学中の成績は最下位で同期には馬鹿にされているが、本人は気にしていない。

成績が悪かったリュートは、卒業早々国内で最も貧しい土地ボーアンに左遷同然で配属になる。
そこで「魔物が生き残って悪さをしている」という噂と、怪しい事件に遭遇することに……。


≪シナリオ・プレイ感≫
 ライターは鏡祐之氏。

 内容としては概ねタイトルから想像出来るようなものですね。ファンタジー世界を舞台とした実用ゲー、といったところ。えちぃシーンの出来はそう悪くはなかったですし、巨乳好きであれば手を出して損することは無いんじゃないかと思いますが、シナリオ面についてはあまり力は入れられていませんので期待しない方が良いでしょう。
 …………とまあ、正直それほど期待はしていませんでしたし、良くて↑のような評価に落ち着くかと思っていたんですが、実際にはそれを良い意味で裏切ってくれる出来だったと思いますね。
 えちぃシーンの出来については期待していた通りのものだったんですが、思っていた以上にシナリオの方も結構良い出来となっており、お互いに引き立てあっていたように思います。全体的に非常に丁寧に作られている印象がありましたね。



 シナリオは騎士学校の落ちこぼれとして左遷された主人公が持ち前の悪運とおっぱい好きとで立身出世していく様を描いたサクセスストーリー、といった感じでしょうか。
 全体的に良く言えば王道、悪く言えばご都合主義という感じが強く、意外性のある展開みたいなのはあまりありませんでしたけど、起承転結はきっちりとなされていますし、終始テンポ良く進むため結構楽しめたように思いますね。丁度良いところでえちぃシーンも挿入されて来るためモチベーションが保てなくなってだれるみたいなことも無かったですし、一気に終えることが出来ました。
 展開としても落ちこぼれと見下されていたのが結果を出すことで徐々に周囲からの信頼を得ていき 自分を陥れる陰謀を跳ね除けてそして最後はハッピーエンドと、ベタだからこそ最初から最後まで安心して楽しめるものとなっていたように思いますね。ハーレムシナリオでの窮地に陥った主人公を救うため各キャラが奔走する展開とか良かったです。それ以外のルートでは全く良いところの無かったモテールにも見せ場ありましたし。

 ただ、やや話の進み方が性急なきらいはあったように思いますね。もっとじっくり書いて欲しかったと感じる部分は少々。まああまり肉付けしてしまっても話のテンポが悪くなってしまう恐れが出てくるでしょうし、そこら辺は許容するべきでしょう。



 加えて、えちぃシーンの出来の方も十分満足行くものだったと思います。
 タイトルが示す通り、ヒロインの巨乳を責めたり責められたりといったシチュが大半を占めているんですが、非常に巨乳へのこだわりが感じられる出来でした。尺も長いですし描写もねちっこく実用性も十分と、巨乳好きならば申し分のない仕上がりでしょう。巨乳が苦手とかだったら話は別でしょうが、タイトルがタイトルですし特に問題ないでしょうしね。
 また、そうしたシーン単体での質の高さもさることながら、シナリオ面でしっかりと下地を作った上でシーンに入るため、感情移入して楽しめたっていうのも結構大きかったですね。シナリオをえちぃシーンが引き立てているのと同様に、えちぃシーンをシナリオが引き立てていたように感じました。
 何というか、エロゲーらしいエロゲーをプレイ出来たように思えましたね。シナリオ面に特化したもの、えちぃシーンに特化したものというのも悪くないですが、もっとこういう両面で頑張ってる作品があっても良いと思います。



 また、作品を楽しめたのは主人公に嫌味が感じられなかった部分も大きかったですね。
 落ちこぼれの左遷騎士から司令官、軍の元帥から終いには一国の王まで上り詰めるという超銀河な成り上がり方を見せるんですが、そうして確固たる地位を得、それに伴って権力を手にしても決して他人を見下すことも、それに溺れて驕りを見せることも無いというスタンスを終始一貫しているため、安心して見ていられる主人公だったと思います。巨乳に対する欲望こそ王国一と言って良いほどですが割と分別も付くために下品だとかマイナスに思うようなことは無く、むしろ良い意味でのバカっぽさとして機能してましたね。
 そうしたこともあって通常イベントの際はストレスを感じさせず好印象でしたし、それでいてえちぃシーンではその巨乳好きを活かして積極的と、正直和姦ゲーの主人公としてはかなり理想的なキャラだったんでないかなと思ったり。

 ヒロインの方も通常時、えちぃシーンと魅力的に描かれていましたしそれぞれに描き分けも出来ていたように思いますが、特に印象的だったのはサキュバスであるシャムシェルですね。
 サキュバスという設定から連想されるようにえちぃシーンでは積極的に快楽を求めて攻めたり攻められたりするわけなんですが、最初のシーンが終わって主人公に惚れこんでからは終始愛情を持って尽くしてくれるため、とても可愛く思えましたね。こういうサキュバス像はあまり見ないので新鮮でした。
 シナリオ面では主人公の成り上がりに相当貢献してますし、上で書いたように各ヒロインとのえちぃシーンの下地を作るまでの間は彼女とのシーンを挿れることでシーン間のスパンが長くならないようにしたりと、作品の潤滑油としての役割も大きかったと思います。



 ただちょっと気になった点としては、シナリオ面でいくらか説明不足なところが見られたところでしょうか。
 魔族しか入れないはずの場所になぜか入れてる王子とか、なぜか部屋には悪魔に対する結界を張ってる宰相など、もう少し描写あっても良かったかなーと。ご都合主義と言えばそれまでなんですが。
 あと、シャムシェル、アイシスルートではそれまで断片的に描写されていた主人公の出生の謎が明かされるんですが、そうした設定がシナリオの締めくくりとなるハーレムシナリオではあまり活かされなかったのは正直残念でしたね。それまで得てきた信頼により皆が助けに〜、という展開もそれはそれで良かったですし好きですけれど。

 あと、シャムシェル、アイシス、ルセリア、ロクサーヌでそれぞれ個別エンドが用意されてるんですが、もうちょっと肉付けあっても良かったとは思いましたね。各ヒロインとのその後の一幕が描かれる程度でしたし。
 ただまあその分、ハーレムエンドがやたら長いのが印象的でしたね。各キャラのその後を交えつつヒロイン6人とのハーレムシチュが展開していくといった感じになっており、シーン回想上では3シーン程度となっているんですが、各シーンそれぞれにヒロイン一人一人とのものや複数のもので何ラウンドとこなすため非常にボリューム多く思えました。



≪グラフィック≫
 原画家はQ-Gaku氏。
 CGは全110枚、内訳はシャムシェル:22、ルセリア:20、アイシス:19、ロクサーヌ:18、グラディス:7、エメラリア:6、その他:2、ハーレム:16。
 差分は1〜7枚ほど。

 ライターの方と同様に、巨乳に対してのこだわりがものっそい感じられる絵柄でしたね。ヒロインの巨乳が持つ柔らかな質感なんかを良く描写出来てたと思います。描き方もヒロインそれぞれに違っているという力の入れようです。
 全体の割合も胸を弄るものや胸で責められるものがその大半を占めており、それ以外がおまけとすら思えてしまうレベル。また、どのシーンにしても数ラウンド用意されてることがざらなんですが、作品全体を通してほとんどCGの使い回しが無かったですね。正直ここまで巨乳シチュのバリエーションあるような作品のはそう無いでしょう。

≪サウンド・ボイス≫
 ボーカル曲は無く、BGMは全16曲。
 BGMはほのぼのとした曲調や緊迫した曲調、えちぃシーンでの穏やかな曲調と一通りといった感じですね。出来としては概ね悪くなかったんじゃないかと思います。

 ボイスについても特に問題は無かったと思いますね。えちぃシーンでの演技も艶があって良かったですし、ヒロインの魅力を出せていたように思います。
 しかしエメラリアはビジュアルと合わせてどっかの喫茶店の人を思い浮かべてまうんですが。

≪システム≫
 フルインストールで1.2G、ディスクレス起動可。
 葉月のPCとの相性なのかやや重い感はあったものの、特に不自由といったことは無かったように思いますね。

≪えちぃ≫
 シーン回想は全シーン。内訳はシャムシェル:12、ルセリア:、アイシス:、ロクサーヌ:、グラディス:2、エメラリア:2、その他:1、ハーレム:3。
 シーン数の内訳だけで見るとやや少なめに見えるかもですが、1つのシーンにつき複数のCGを交えつつ何ラウンドもこなすことがかなり多いため、実際のところ特に少なく感じることは無かったように思いますね。正直クリア後にシーン回想見て『あれこんな少なかったっけ?』とか思うくらいでしたし、 いましたし。

 シチュとしてはほぼ全て同意の下での和姦がメインとなってますね。
 シャムシェル、エメラリアでは主人公を搾り取って篭絡しようとしたり、アイシスでは媚薬に毒されてしまった彼女を救うためだったりと、いくらかのヒロインの最初の方は主人公、ヒロインの方から無理矢理にといった感じではあるものの、すぐに主人公から与えられる快楽に翻弄されてしまうため特に暗く感じるようなことは無かったと思います。

 プレイ内容としては胸愛撫、パイズリ、パイズリフェラ、各種体位、シックスナインといったところ。
 完全にヒロインのおっぱいを活かした内容ですね。全シーンがその巨乳を弄り倒し、揉みしだき、舐めしゃぶり、そしてパイズリさせることに重点を置いてます。特にパイズリはこれ以上ない愛情表現という感じとなっており、無いシーンがほぼ存在しないほど。
 ただ、ちょっと変わったところだと分身するアイテムを使っての複数プレイがいくらかありましたね。分身して複数の箇所を同時に〜というような。それら全て主人公自身なわけなので個人的には気にはならななかったですが、人によっては微妙に思うところはあるかもと。

 基本的に各シーン結構なラウンドをこなすため尺もありますし、質の方もライターのおっぱい好きが良く出ていてねちっこいため非常に満足行くものでしたね。シナリオが引き立てていることもあり、楽しんで読めたように思います。

≪気に入ってるシーン≫
シャムシェル
獲物として精液を搾り取るため、パイズリ責めで連続で射精させていくシャムシェル→直接搾り取るために騎乗位で自分から挿入するも、胸を揉まれながら射精されて逆に篭絡されていくシャムシェル/胸をはだけ、揉みしだかれながら乳首を吸われ、昂ぶらされていくシャムシェル→胸に挟み、パイズリで何度も射精させていくシャムシェル/挟んだまま胸を自分でこねくり回し、擦り上げながらのパイズリで焦らし責めして射精させていくシャムシェル/プレゼントされたブラジャーを付けたまま胸を揉まれ乳首を吸われていくシャムシェル→胸を揉まれ吸われながら騎乗位で挿入されるシャムシェル/教会の中、大きくなった胸を後ろから揉みしだかれ、母乳を噴出していくシャムシェル→胸を揉まれながら乳首を吸われ、母乳を吸われていくシャムシェル→胸を揉まれ母乳を噴きながら後背位で挿入されていくシャムシェル/ベッドに横になり、胸を揉みしだかれていくシャムシェル→抱き合いながら対面座位で挿入され、胸を吸われ母乳を噴きながら何度も絶頂させられるシャムシェル→胸に挟み、パイズリ責めで何度も射精させ胸を精液にまみれさせていくシャムシェル

ルセリア
プールサイドに横にされ、馬乗りになった主人公のものを胸の間に挿入され、パイズリのやり方を教わりながら射精されていくルセリア→後ろからエメラリアに胸を持ち上げられアドバイスを受けながらパイズリしていくルセリア→横になった主人公のものを胸に挟み、パイズリフェラ責めで射精させていくルセリア→胸に挟んだまま何度も擦り上げ、更に射精させていくルセリア/プールサイドに横にされ、胸を揉みしだかれながら乳首を吸われていくルセリア→シックスナインの体勢になり、秘所をクンニされながらパイズリフェラしていくルセリア→精液にまみれた胸を揉まれながら挿入され、処女を奪われていくルセリア→対面座位になり、胸を揉まれ座れながら絶頂させられていくルセリア→騎乗位になり、胸を責められ母乳を噴いていくルセリア→プールに入り立ったまま後ろから挿入され、胸を揉まれながら母乳を噴いていくルセリア/胸をはだけられ、主人公とエメラリアに胸を吸われていくルセリア→エメラリアに煽られ、彼女と競いながらパイズリ奉仕していくルセリア→精液まみれになった胸を押し付けあいながらエメラリアとフェラ奉仕していくルセリア→エメラリアに後ろから胸を揉まれながら騎乗位で挿入され、母乳を噴きながら絶頂していくルセリア

アイシス
身体に入った毒を抜くため、胸を揉みしだかれその中の陥没乳首を責められながら母乳を噴かされていくアイシス→身体に力の入らないまま、突き出てきた乳首にものを押し付けられ胸を精液にまみれさせられていくアイシス→精液にまみれた胸と乳首を責められながら、もう片方の胸を責められ射精されていくアイシス/媚毒を身体に浴びせられ、自分から懇願して胸を揉みしだかれ乳首を責められ、母乳を噴かされていくアイシス→母乳にまみれた胸を主人公の顔の上に垂らし、揉まれながら母乳を飲まれ絶頂させられていくアイシス→自分から騎乗位で挿入して処女喪失、胸を揉まれ母乳を噴きながら快楽に絶頂していくアイシス/水浴びのために川に入りながら、後ろから胸を揉みしだかれ乳首を弄られていくアイシス→立ったまま後ろから挿入され、強がりながらも快楽に屈していくアイシス→胸と乳首を揉み弄られながら、パイズリ責めで射精させていくアイシス/鎧から胸をはだけ、揉みしだかれる快楽に耽っていくアイシス→胸を揉まれながら興奮に突き出てきた乳首を同時に舐め責められていくアイシス→騎乗位で挿入され、胸と乳首を弄られながら絶頂していくアイシス→横にされてまたがられ、胸の間に挿入されてパイズリで何度も射精され精液を浴びていくアイシス

ハーレム
プールに入り、水着姿のまま巨乳を主人公の身体に押し付けていくシャムシェル、ルセリア、アイシス、ロクサーヌ、グラディス、エメラリア→突き出た胸の間に挿入し、パイズリで射精させていくグラディス→胸を揉みしだかれ母乳を噴きながらパイズリで射精させていくロクサーヌ→胸の間に挟みこみ、パイズリフェラで射精させていくアイシス→待ち望んだ精液を得るため積極的にパイズリフェラ奉仕し、胸を精液にまみれさせていくエメラリア→胸を持ち上げられ弄られながら、パイズリ奉仕で射精させていくルセリア→分身させた主人公に後背位で挿入されながら、パイズリ奉仕で射精させていくシャムシェル→朝食中、ドリンクとして胸を揉まれながら母乳を噴出し飲まれていくグラディスとエメラリア→食後の運動として横になったまま宙に浮きながらクンニされていくシャムシェルと胸を押し付けながらフェラ奉仕をしていくロクサーヌ/玉座に座った主人公に競い合いながらWパイズリしていくアイシスとグラディス→母乳を噴き胸をミルクまみれにしながらWパイズリしていくシャムシェルとロクサーヌ→乳首をルセリアとロクサーヌに舐められていく主人公に騎乗位で挿入されながら、乳首をアイシスとエメラリア、秘所をシャムシェルに舐めて責められていくグラディス/分身した主人公にそれぞれ後背位で挿入されながら胸を揉まれ、母乳を噴き出していくルセリア、グラディス、エメラリア→既に愛された3人に胸を揉まれ母乳を飲まれながら、分身した主人公にそれぞれ後背位で挿入されていくシャムシェル、アイシス、ロクサーヌ→汚れたものを綺麗にするため、胸を母乳まみれにしながらパイズリしていくアイシス、グラディス、エメラリア→更に精液を出させるためとパイズリで攻めていくシャムシェル、ルセリア、ロクサーヌ

≪総評≫
 シナリオ面は意外性は少ないもののしっかりしていて楽しめますし、えちぃシーンも十分満足行くような出来と、全体的に丁寧に作られた印象を受けましたね。エロゲーとはかくあるべきかと思わせてくれる作品でした。
 ヒロインは全員巨乳だったりシチュも巨乳に特化したものばかりだったりと巨乳が苦手だときついでしょうが、巨乳が嫌いとかで無ければ非常に楽しめる作品だったと思いますね。

 09/11/23


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