兄嫁はいじっぱり


とある小さな街の花屋の次男坊である主人公『葛城 勤』。
両親を数年前に亡くした後は、唯一の身寄りである兄夫婦の元で一緒に生活をしていた。
両親が亡くなった時、既に商社に勤めていた兄に代わり店を引き継いだのが兄嫁である『葛城 舞』。
勤は兄嫁に半ば強制されるようにして店を手伝わされていた。
その兄嫁も結婚5年目にして妊娠。出産直前まで働いていたが、さすがに子供が産まれた後は一人で店を切り盛りするのが難しくなっていた。

そんなある日、穏やかな笑みを浮かべた女性がやって来る。
その女性『高間 梢』はアルバイトとして一緒に店で働くのだという。
ポカンとなったまま、それでも眩しい思いで梢を見つめる勤の胸は段々と早鐘を鳴らし始めていった。

シナリオ・プレイ感
 兄嫁の経営する花屋で、兄嫁とその先輩の人妻に囲まれてバイトする話。
 ライターは黒田晶見氏。
 
 メインとなるえちぃシーンが入り始めるのは第二部に入ってからのため、中盤を過ぎてから。それまでの間はほとんどそういうシーンなく進みます。
 その数時間の間の選択肢で決まるのは舞か梢のどちらに分岐するかっていうだけですし、中だるみしますのでもう少し無駄を省いて短くしてもよかったですね。

 で、第一部のラストで成り行きで体を重ねる展開となって、えちぃの連続する第二部へと入るわけですが、舞の場合はそれなりには描写出来てたものの、梢の場合はわけが分かりませんでしたね。
 第一部ラストでのえちぃの後ではしてしまったことを後悔してもうしないと言っていたはずなのに、その数分後には以下略と一ヶ月経過し第二部に入って完全に同意の上でいきなりホテルでしてたりとか。
 終わり方がそういう感じでしたしまだ落とせてないための単なる夢オチだと思ってたら本筋だったときは正直ぽかんと。
 人妻モノですし、どちらも貞淑ではありますので第一部はその理由付けということでえちぃがないのも仕方ないとは思いますが、結局そうするなら最初からコンスタントにやって良かったと思います。そうでなくともその間に何があったのかを描写するべきですし。

 回想に入る際、画面がみょーんとフェードアウトしてその場面に移ることがあるわけなんですが、まあそれ自体はいいとして。問題はそれがテキストに直して数秒のシーンのためなのに、入る際と戻る際とでそれぞれ十秒以上かかるエフェクトが挿入されるんですけど。意味が分かりません。

 あとこれは単に個人的なことではありますが、梢の口癖には萎えさせられたような。
 初登場時から数分の間に何度も何度も『ふふふのふーん♪』とか、正直頭の弱い人かと思えてしまい……。

グラフィック
 原画はフレーム氏。
 CG枚数は88枚。差分は2〜10枚とかなりばらついてますね。
 体つきの肉感もふっくらと描かれていますし、汁気周りも愛液や精液の描き方もいいですね。汗のかき方も程よいですね。

サウンド・ボイス
 ボーカル曲『flower』と、BGM17曲。なぜかボーカル曲がサウンドモードで聴けません。
 BGMは明るめなのとしっとりとした曲調とのがメインですね。

 ボイスの方は涼森ちさと嬢、一色ヒカル嬢と全く問題ないレベルですね。
 どちらも良いだけに、他のところが惜しく思えてしまいます。

システム
 フルインストールで1.1G 、ディスクレス起動可能。
 概ねやっていて気にはなりませんが、それだけにバックログがメッセージ単位なことやログを見ると右クリックするまで戻れないとか、些細なところが目立ちます。

えちぃ
 回想は全83シーン。内訳は舞:38、梢:43、ハーレム:2。

 全体的にオーソドックスなシチュが大半を占めてます。本番にフェラ、パイズリなど。
 舞の場合は子持ちで母乳シチュが多めだったり、夫と電話しながらとかいった人妻モノっぽいのは押さえられているものの、これといったこの作品ならではのシチュがそんなにないのが残念でした。
 せっかく子供がいるんですから子供のいる前で羞恥を味わわせたりとか、もっと色々出来たと思いますね。
 頼みのエロエロシナリオの分量もそれほどではないですし、売りである選択できるHメニューも本番前の前戯のポジションのためかあまり尺もなく物足りない印象でした。ハーレムについてもシーン数からしておざなりですし。

≪気に入ってるシーン≫
舞とお互いに電話しながら自慰/舞からの夜這い/拘束され放置される舞/舞、公園での露出散歩/舞、夫と電話しながら/舞、ボテ腹で夫の眠る横で

総評
 質としては同チームの前作である『ドキドキ母娘レッスン』のが高いですし、これでフルプライスは高いですね。
 どうしても人妻分を補給したいとかそういうのでない限りはあまりおすすめ出来ない作品でした。


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